28 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈森田隼人 シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月28日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  森田隼人 シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長

蓄えもだんだんなくなり、
さすがに会社が持たないとなった時、
父が『自然流「せっけん」読本』という本を発刊しました。
1991年でした。

これは今は文庫本になっていますが、
この父の想いのこもった本が、起死回生の一手となり、
92年、18年目にしてようやく黒字化となりました。

たくさんの方に手に取ってもらい「石けんとはなんぞや」
「合成洗剤はこういうものだ」ということを伝えていった。

この時に良かったかなと思うのは、
赤字ど真ん中の会社の社長が書いた本ではありますが、
本の巻末に同じ石けんを作る競合他社の名前と住所を
すべて掲載したことです。

(自分の儲けだけを考えていなかった
お父様の信念だったのでしょうね)

はい。
「石けんを使ってほしい」という想い。

父の本を読んで「石けんを使いたい」と思っても、
シャボン玉石けんはどこにでもは売ってはいないだろうから、
全国にこういった会社があるので、
ぜひ合成洗剤ではなく石けんを使ってもらおうと。

そのことが企業理念である
「健康な体ときれいな水を守る。」にもつながると
考えたのだと思います。

それが良かったのか、漁業組合さんは結構
全国的に石けんを推進されている所が多いのですが、

地元の石けんメーカーとつながりがあるところでも
多くの方がこの本を、「シャボン玉の本」としてではなく
「石けんを普及させるための本」という形で
手に取ってくださいました。

それと、当時湾岸戦争で油まみれの水鳥の映像が
報道されましたが、環境意識が高まった時期というのもあり、
なんとか17年の赤字を乗り越えて黒字化することができました。

1999年に『買ってはいけない』(『週刊金曜日』連載)が
話題になりましたが、そこで「買っていい商品」として
シャボン玉の石けんが紹介されたことでも大きな反響がありました。



*  *

化学物質や合成添加物を一切使わない無添加石けんの
製造・販売を手掛けるシャボン玉石けん。

創業は1910年(明治43年)、2代目社長の時代に
一時合成洗剤の販売で飛躍的に業績を伸ばしたが、
自ら苦しんだ湿疹が無添加石けんで消えたことと、
病を得て死を身近に感じたことから
「人生一度きり。本当に正しいことをやる」と決心、
合成洗剤から安全な無添加石けんに切り替えて今年で50年を迎える。

売り上げが1パーセント以下に落ち込んでもぶれずに
貫き通した父の意思を引きつぐ3代目社長の森田隼人氏に、
無添加石けんにこだわる商品作りへの想いや、企業理念である
「健康と体ときれいな水を守る。」実現のために、
現在氏がエネルギーを注ぐ様々な取り組みや活動について
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
元祖 無添加に込めた想いと技術を未来へ
― 人にも環境にもやさしい石けんを作り続けて50年 ―

季刊『道』220号
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28 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈岩熊裕明 夢工房/株式会社 夢大地 代表取締役社長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月27日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  岩熊裕明 夢工房/株式会社 夢大地 代表取締役社長

(〈環境を考えた時に〉なぜ炭なのでしょうか)

灰になるのは酸素をどんどん使って
完全に燃焼してしまうからで、これはダイオキシンが出ます。

しかし炭は酸素の供給を抑えて完全には燃やさず
有機なものが炭化して残ります。

その炭をアマゾンに撒けばまた元の森に戻るし、
開拓したところで農業をやるには、その土地に
炭を入れればバクテリアが土を肥やしてくれる。

また炭をタンクに入れて水を濾過すれば、
真っさらなお水になる。

炭に病原菌を全部吸着してもらえば
子どもたちの命が救えると思ったんです。
とにかく子どもたちの命を大事にしたいなと思ったんです。

そのことが一つと、もう一つは、
九州の海苔の養殖では、海苔竹(海に打ち込む孟宗竹)を使っていて、

竹がなければ商売にならないというほど、
九州中の里山に竹を植えていたのですが、

その竹が山にどんどん広がり、つながっていって
山の一番上まで生えちゃった。

そこまで行くぐらいの時期に、海苔漁師の高齢問題と
後継者問題で、重くて扱いづらい孟宗竹を使うのをやめて、
軽くて扱いやすいグラスファイバーとプラスチックにかえたのです。

それで竹が使われなくなり、
放置竹林問題が起きたのです。

海では自然にミネラルを放出する竹がなくなり、
海苔だけでなく魚介類にも影響がありました。

僕の会社は大きかったし当時から僕は
積極的にいろんな会合に参加していて、
いろいろな役のトップもしていたのですが、
集まりで必ず出るのが竹林問題でした。

僕はこの竹問題を解決しないと
九州が終わっちゃうなと思ったんです。

それで従業員に全国を回ってもらって調査すると
「社長、これはもう竹を炭にするしかないですよ」と。

炭にするのは土窯しかないと思っていたのですが、
九州全部を回って探したら2ヵ所だけ炭焼き機械があった。

しかしもう閉鎖されていたんです。
聞くと燃料代が高くて続かなくなったと。

それで僕は三井造船に行って
「燃料ゼロでやる窯を作りたい」と提案し、
お金は全部出すから最高のものを作ってくださいと
頼んでできたのが、先ほどお見せしたあの炭化装置です。



*  *

竹炭の魅力やその循環型地球環境保全の可能性を
全国で伝え歩いている岩熊裕明氏。

岩熊氏は、これまで熟練職人が8日ほどかけて作っていた炭を、
わずか1日で、しかも化石燃料も電気も使わず、
安全で効率的に作れる炭化装置を開発。

かつて建設会社のトップだった氏が、なぜ炭焼きに目覚め、
新たに起業したのか。その思いは、
「炭が夢の大地を蘇らせ、地球を救う」という夢大地の
キャッチフレーズが如実に示している。

炭への思いや現在に至る氏の波乱の道のりを
語っていただいた。

<ロングインタビュー>
竹炭の力で子どもたちの未来を守りたい

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26 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈金子兜太 元海軍主計大尉 俳人〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月26日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  金子兜太 元海軍主計大尉 俳人

サイパン島がやられて補給が絶たれ、
トラック島は自分で守るしかなくなり、
艦隊が手榴弾を作ろうということになった。

海軍工作部に作らせたのだが、武器だから
それを実験しないといけない。

工作部の連中はみんな技術者だから、実験によって
死なせたらもったいないという考えが艦隊にあって、
工員さんのほうがいいと、工員部隊の施設部に命令がきた。

私はみんなを集めて「実験をやってみたい者はいるか」
と聞いたんです。
私は彼らだって当時日本が負けるくらいの勘は持っていましたし、
なんとか生きていこうという連中でしたから、
まず一人もいないと思っていたんですよ。

また出ないことを祈った。
「一人もおりません」と言えば死なせなくて済みますからね。

ところが驚いたことに全員が手をあげた。

あとで工員たちに、
「なんで死ぬかもしれないのに、やりましょうと言ったのか」
と聞いたら、手榴弾実験を皆の前でやれば、あの集団の中で
男になれる、英雄になれると言うんですね。

仕方がないから、その中の田辺という中肉中背の
しっかりした男を選び、「お前やれ」と言ったら、「喜んで」と。

それで海辺に行って実験したら、バーンって爆発してしまった。
右腕がすっ飛んで、破片が肉をえぐって
そのまま背中を走ったんですよ。

背中が削られて肉の運河ができた。
私はそれを「白い運河」とあとから言ったんだけど、
まだ血が出ていなかった。

私はその時、戦車壕の上に乗ってあぐらをかいて
見ていたんです。後ろで工員たちが首だけ出して見ていた。

そのすぐ目の前で実験をやったのですが、
後ろで見ていた工員さんたちが、一斉にわーーっと
走って行って、田辺の周りを囲んでね、死体を見た。

そして一番でかいやつが飛び出してきて、
田辺をかついで走り出したんです。

すぐそばに病院があるのですが、全員で、
わっしょい、わっしょいと田辺をかついで走り出した。

私もつられて一緒に走った。
病院まで二千メートルくらいあったでしょうか。

皆でわっしょい、わしょいと病院まで担ぎ込んだとたん、
そこでバーッと出血した。

病院の当直医は「死んだ人間を担ぎ込むとはなんだ!」と、
私が代表して叱られたのですが。

z己顕示が強くて自分のことばかり考えているような集団でね、
そのうちの一人が死んだ時の、あの、彼らの仲間意識。

守ろうとするその気持ちがね……。
いかにも人間的なんですよ。
あったかい。

私はつくづく思った。
「ああ、戦争というのは、こういう良い連中を、
どんどん死なせてしまうものなんだ。
戦争というのは悪だ」とね。

スケベな荒くれの連中、自己顕示の強い連中が
こんな友情を発揮する、こんな人間同士の愛情を発揮する。

それは、戦争があまりに悪過ぎるから、それに対しての
逆の反応なんだと私は思いあたった。

こんなことを続けていたら仲間同士の
殺し合いが起こっていく。
こんなのを認めるわけにはいかないと本気で思った。



――― 金子兜太 元海軍主計大尉 俳人
「信念のままに伝え続ける 反戦の思い」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
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どう出版の電子書籍
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◇  宇城憲治氏のイベント〈6/29 大阪〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

先日、東京会場での講演会が開催されました。
数々の実証検証・体験により、
来場者は多くの学びを得たようです。

レポート・感想をこちらでご覧いただけます。
https://www.uk-jj.com/single-post/202406tt

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

●宇城道塾 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土) 13:30~16:30 (開場13:15)
大阪産業創造館 (5F 研修室A・B)
参加費: 大人(高校生以上)5000円/小中学生 2000円

詳細・お申し込み
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25 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 小林信也 作家・スポーツライター 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 小林信也 作家・スポーツライター
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【小林】
飛んで来たボールを打てるかどうか、
投手からすれば投げたボールで打者を打ち取れるか、
「やってみなければ分からない」のが野球界の基準です。

ところが「先に入る、入られる」という次元に気づくと、
動き出す前に結果が見えてくる。

投げる前、打つ前に勝負が決まるという感覚も
少しずつ感じられるようになる。

「そこに深さがある」と先生に言われて、
それこそが勝負の魅力だと気づきました。

その片鱗はある程度の選手なら
感じた経験があるはずなのに、
それを深める道筋を持たないのが
今の野球界、スポーツ界です。

そのため結果ばかりを優劣の基準にしてしまう。
深める価値観が置き去りになっているのです。

【宇城】
現実、スポーツの世界において
今の常識にある力の概念では、
「年をとったらできない」というのがある。

スポーツではピークは早い人で
20代、30代にくるでしょう。

スポーツはそういうものだと言ってしまえば終わりですが、
そこに私は力ではない次元があることを示しているわけです。

たとえば1対10人、いや50人でも
力を使わずに引っ張ることができる。

次元の違う世界があるわけです。

ところがオリンピックの金メダリストが
ネット上で3人を引っ張るなどという
パフォーマンスを動画で出し、騒がれていますが、
子供でもできる次元なのですね。

それがなぜ注目されるか、その人に
知名度・肩書があるからです。

その動画を見た子供が「すごい!」となったら、
その子の深化・進化はそれで終わりになってしまう。

どんなに力があっても、人間は象には勝てないし、
空手のチャンピオンでもライオンとは戦えない。
一方でライオンを抱く人もいる。
それは愛情という力です。

寄り添うとか愛情の世界にいくと、
本来の人間としてのエネルギーが得られるのです。

すなわち謙虚さという深層意識の中で
人間の可能性や潜在力が発揮されるということです。

紀元100年頃のローマのコロシアムでの格闘の決着は
殺すまでであり、負けは死を意味した。

また人だけに留まらず虎やライオンとも戦わせました。
それを貴族は楽しんでいた。

スポーツの語源はスポルト、遊び、気分転換ですが、
一方格闘の起源はコロシアム。

今の競技武道は「はじめ、やめ、判定」という次元。
今、まさに世界で戦争が起き多くの人間が
死んでいるなかで、何の強さを求めているのか。

【小林】
本当にそうですね。
僕らは子供の頃から「すごい」という驚きで
その気にさせられてきたわけですが、

そのために大事な核心を見る目を
曇らされて大人になったのだと思います。



*  *

作家・スポーツライター、またコメンテーターとして
様々なメディアで活躍する小林信也氏。

小学生で野球に魅了され、高校時代は投手として
新潟県大会で優勝も経験。社会に出てからは少年野球監督として
多くの子供たちの成長を見守ってきた。

長年、スポーツの素晴らしさだけでなく、不祥事や金銭トラブルといった
実態など、その表裏両面を、スポーツを愛する一人として
まっすぐ見つめ、発信してきた。

今対談では、ご自身が20年以上師と仰ぐ宇城憲治氏と、
スポーツ界の現状やそこから見えてくる日本の課題、
今後スポーツが進むべき道に到るまで、山の高さ、深さに
たとえながら語り合っていただいた。

<巻頭対談>
「すごさ」ではなく深さ、高さへ
スポーツを通し人生に活かせる成長を

季刊『道』220号
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24 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈≪新刊≫ 宇城憲治著 『宇城空手の極意「型」と気』〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  ≪新刊≫ 宇城憲治著 『宇城空手の極意「型」と気』

宇城空手は沖縄古伝空手の真髄を
座波仁吉先生から継承しているものですが、

その沖縄は今から約600年前、
沖縄が三山(北山、中山、南山)に分かれて対立していた時代に、
当時の尚氏王朝、尚巴志が国内を統一するため、
すなわち護国のために武器撤廃の宣言をして平和の道を選び、
今日に至ったという歴史があります。

この歴史の中から武器を持たない護身術
「手(ティー)」が生まれました。
これが空手のルーツです。

人を大切にし、争わないという歴史の中に
空手の心があります。

現在、私たちが継承している空手においても、
その沖縄の歴史と心をよく知った上で
修業しないと本来の空手とは違うものになってしまうでしょう。

宇城空手では歴史的遺産としての
沖縄古伝空手の五つの型
(サンチン、ナイファンチン、クーサンクー、パッサイ、セイサン)
を継承しています。

型はその時代背景にあって、生と死の実戦の中から生まれた
極意の集大成とも言えるものですが、

その古伝の型をどのように解釈し、
どのように稽古するかによって
型は意味を成し生きてきます。



*  *

型稽古での身体の「ニュートラル化」、
分解組手での相手との「ゼロ化」を創出する
宇城空手のプロセスとメソッド。

◎ 6月17日発売 ◎

宇城憲治著 『宇城空手の極意「型」と気』
― 潜在力を引き出し、エネルギーを生み出す ―
https://www.dou-shuppan.com/books/kata-ki/

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◇  宇城憲治氏のイベント〈6/29 大阪〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

先日、東京会場での講演会が開催されました。
数々の実証検証・体験により、
来場者は多くの学びを得たようです。

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今、世界では2つの戦争が起こっています。
一つはロシアのウクライナの軍事侵攻による戦争です。
もう一つはイスラエルとパレスチナ紛争です。

この紛争は世界で最も解決が難しい戦争とも言われていますが、
いずれにしろ戦争は暴力的な闘争であり、大量殺人であり、
多大な犠牲が伴います。

またアジアにおける台湾有事は、日本有事にも
つながりかねない状況であり、その中で
どう向き合っていくべきなのか。

日本も過去に戦争を経験し、かつ世界で初めて
広島、長崎に原爆が投下され、一瞬にして多くの
民間人が犠牲になりました。

それからわずか79年経つ今、
その反省はありません。

戦争経験者は誰もがみな口をそろえて
「戦争は絶対だめだ」と言います。

戦争の悲惨さが身心に焼き付いているから
こその言葉だと思います。

元特攻隊の浜園重義氏に知覧のご自宅で
5時間近く戦争の悲惨さを語っていただいたことを
昨日のことのように覚えています。

私の親父も隼戦闘機のパイロットとして
特攻要員だったこともあり、戦争の悲惨さは身に沁みています。

私は大学入学と同時に空手を始めました。
最初は強さへの憧れからでした。

空手の鍛錬方法である巻ワラを突き、拳だこをつくり、
瓦を割り、板を割り、石を割るなどして
力を鼓舞していました。

そういうバカ空手観が大学空手道部の
最高顧問であった座波仁吉先生に出会うことで
変化していきました。



*  *

師に出合い変化していく武道観。
そして導き出された「平和への道」。

<連載>
気づく、気づかせる
「気が導く…平和への道」

季刊『道』220号
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宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

まずは、実際に体験してみてください。
体験から、何かが変わります。

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2024年6月29日(土) 13:30~16:30 (開場13:15)
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詳細・お申し込み
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19 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈宇城憲治 UK実践塾代表〉 「潜在力を発掘することは、まさに大いなる未来の希望」

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月19日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  ≪新刊≫ 宇城憲治著 『宇城空手の極意「型」と気』

「何かをやる」というのは意識領域の思考です。
その意識はその前の無意識領域の支配下に
あることが分かっています。

すなわち武術で言えば、
「先を取る」という極意は事の起こりを
押さえるということですが、

この「事の起こりを押さえる」は
「何かをやろうとする」脳の思考を押さえる、
つまり止めるということであり、まさに私は
この無意識領域への働きかけを気で展開しているわけです。

このことは宇城空手や道塾の塾生だけでなく、
国内外でも広く多くの人が体験しており、
体験したすべての人が驚嘆していることからも
「気」の存在とその効用が明らかです。

私は長年にわたり今の常識や科学で捉えられないような
多種多様なことを「気」が可能にすることを実証してきました。

その事実から見えてきたことは、
人間の潜在力とその発掘の可能性です。

人間の潜在力は本来教育やスポーツによって
引き出されるはずのものです。

しかし残念ながら、今の知識学習や決められた
一定のルールの中で能力を競うスポーツのあり方では、
引き出されるどころか、かえって蓋をされる
真逆の状況になっています。

その真逆から本来の正しい引き出し方へ変化するには
大きな決断と勇気が要ります。

今、そこに向かわない限り、今の延長線上の現状維持のままであり、
まさに「現状維持は退歩」だということです。

現在私たちの多くは知識優先主義の教育環境に洗脳され、
結果、頭脳優先の意識領域での思考、行動となっています。

そのような状況下では、深層意識領域にある
「潜在力」に気づくことはありません。
あったとしてもスピリチュアル的です。

そういう状況下で、本来人間に備わる「未知の能力」
すなわち今は引き出せていないだけの潜在力を
発掘することは、まさに大いなる未来の希望であり、
進化と言えます。

すでに宇城空手では、その進化の成果が
実践塾生に出始めています。

とくに素直で純粋な幼児や子供に
著しく表われています。



*  *

型稽古での身体の「ニュートラル化」、
分解組手での相手との「ゼロ化」を創出する
宇城空手のプロセスとメソッド。

◎ 6月17日発売 ◎

宇城憲治著 『宇城空手の極意「型」と気』
― 潜在力を引き出し、エネルギーを生み出す ―
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18 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈岩井喜代仁 茨城ダルク代表〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月18日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  岩井喜代仁 茨城ダルク代表

茨城ダルクは畑や田んぼの中にあり、
入寮者を社会に出さない施設です。

1年半~2年ぐらいここに置いて、
薬の止まっている人を街中のびわこダルクに送り、
自分の足で職探し、仕事に就いて社会に戻っていく……
という役割分担で入寮者の回復を目指しました。

単に「人を送る」と言っても、制度の問題があり
そう簡単なことではありません。

びわこダルクに人を送りやすかったのは、
滋賀県がびわこダルクを支援する制度をつくり、
県レベルでダルクを応援してくれたからです。

普通は「前任地制度」と言って、元いた自治体の
生活保護をかけたまま連れてきなさいとなるのですが、

その制度によって生活保護課は前任地制度を使わないで
ダルク入寮者を連れてきていいとしてくれた。

定員までは他所から入寮者を連れてきても
生活保護の面倒をみてくれるなど、
うまくやってくれたのです。

それは、過去に何人かが生活保護の状態から、
大津市で働いて税金を納めるところまでいった
子たちがいたからです。

なので随時、結城市での生活保護を切って
茨城ダルクからびわこダルクに
送り込むことができたのです。



*  *

<連載>
今日一日を生きる
「社会復帰の拠点となる びわこダルク」

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【動画あり】
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17 6月

〈発売しました〉 宇城憲治著『宇城空手の極意「型」と気 』

この度、宇城憲治著『宇城空手の極意「型」と気 ― 潜在力を引き出し、エネルギーを生み出す ―』が入荷となりました。
ご予約いただいたお客様には本日より発送を開始いたします。

[『宇城空手の極意「型」と気
― 潜在力を引き出し、エネルギーを生み出す ―』 詳細・ご注文]

宇城空手の極意「型」と気

17 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年6月17日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

(先生はご著書のなかで「気」について
「気は技に優先する」
「(気は)心の強力な働きでしょうか。
精神集中の極限的な状態から気が発生するのでは
ないかと思います」と書いていらっしゃいますね)

そうですね。
それが普段の稽古ではできていても
肝心の時にできなければなりません。

それには各部所を固めて―― 固めてといっても
カチカチになることではないんですけど、
部分部分をきっちり型にはまるように体で覚えて、
体がやってくれるように普段の練習をしないといけない。

それができている人が結局上達して
いくのではないかと思うのですが。

おろそかにしていると肝心の時に力が出ない。
周りに左右されてしまったりする。

心の修練と言いますかね。
いろんな人に見られた状態で引く練習をしておかないと、
一人で引いていたり、内輪で引いているだけでは
ちょっと練習ができないような面もあります。

だから、人の中で自分の力を充分に
出せるような稽古をしないといけない。

よく言うんです「外に出なさい」と。

競技、審査だとかに出なさいと言うんです。
人の中での自分を鍛えていかないと、
ということです。



――― 浦上博子 弓道範士
「型で自由になる弓と心」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ どう出版主催 映画上映会(第1回)が
◇  開催いたしました

2024年6月12日(水)、第1回 映画上映会を
開催いたしました。

平日夜にもかかわらず、30名超のお客様に
お集りいただき、ドキュメンタリー映画
『種まいて水やって自然栽培パーティ!』を鑑賞いただきました。

「(映画の中の)皆さんの笑顔が素敵でした」

「非常に良い映画でした。あっという間に時間が経ちました」

「本当の共生社会が、いっしょに苦労したり
よろこんだりする中で、自然とはぐくまれていくと確信しました」

など、来場者の感想を頂いております。
当日の様子とともに、こちらでご覧ください。
https://www.dou-shuppan.com/blog-20240613/

第2回 上映会の開催も決まりました。
2024年8月21日(水)町田市民ホール会議室にて(19:20開始予定)。

2024年7月発売の『道』221号にご登場いただく、
ジャーナリスト・映画監督の三上智恵さんが制作された
『沖縄スパイ戦史』です。
準備が整い次第、ご案内いたします。

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