31 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月31日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人

終戦の時に家もついに焼けちゃって、
稲田堤という梨の産地が川崎の在にあるのですが、
そこの農家の納屋を借りて命からがら移ったわけです。
そこで終戦を迎えたわけね。

終戦を迎えて
「ああー、明日からは命の不安がなくて寝られるわ」
という安堵感と「なぜ、私が生き残されたのかしら」と、
生き残ったことがむしろ苦悩になってね。

その答えを見つけようとして、8月15日から
10月の1日まで、表へも出られずにもんもんとしていたの。

そうしたら10月1日の朝7時頃、聞くともなく聞いていた
NHKの「私たちの言葉」、あそこで復員軍人の言葉が
放送されたんです。

それは
「私は家族を喜ばせたいために一生懸命、
命を守ってやっと帰ってきた。帰ってきたら
我が家の姿はどこにもない、喜ばせたい両親も
家族もひとりも見つからない、やっと親戚を訪ねあてて
聞いてみたら、お前のところは全滅したと言われた。

足の向くまま上野の駅に行ったら、上野の駅は
孤児と浮浪者で満杯だった。
地下道には餓死者がそのまま放置されていた。

その姿を見た時に、私もあの姿にならないという保証はない。
明日からどうやって生きていったらいいだろうか」

というものでした。

それを聞いてね、私は今まで自分のことしか
考えていなかったけど
「そうだ、世の中というものがあったんだ」
ってことに気がついたんです。

それで父に「上野の駅の状態が本当にそうなっているか
見に行ってみませんか」と言ったの。

そうしたら父も賛成してくれて、終戦後初めて
表へ出て電車に乗ってね、小田急線で新宿へ向かった。

その新宿へ向かう小田急線の列車の窓から表を見ると、
どこもかしこも全部焼け野原。

私はその時に
「そうか、ここにもう一度緑を生やさにゃならない、
もう一度ここに町をつくらなきゃならない、
それが生き残された者に与えられた役割だったんだ」
という自分の使命を感じとったのよ。



――― 園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人
「やり抜く意志が肚をつくる」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
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◇  アーカイブ動画

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30 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者 宇城憲治 UK実践塾代表〉

 

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月30日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】 稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
今日は稲本先生の本を読み、
重要なところをまとめてきました。

原子の話で、人間の細胞は37兆個あり、
その細胞の一個一個には約1000兆個の原子があると。

「気」というのはたとえば身体を固くしたり
柔らかくしたりなど、細胞をコントロールできるのですが、

この細胞を構成しているのが原子であり、
原子核の周りには電子があるということで、
「気」は電子を動かしていることにもなるのかなと。

その辺りを是非お聞きしたいと思っているのですが。

【稲本】
分からないことがいっぱいありますよね。
そもそも僕がなぜ物理をやったのか、その辺りのことは
季刊『道』217号のインタビューでお話をさせてもらいましたが、

ようするに細胞というのは分子でできていて、
分子は原子でできている。
その数がかなり膨大なんですね。

多くの人がこのことについて間違えているのは、
デカルトの『方法序説』という小さい本によってなのです。

デカルトが何を言ったかというと、当時、
遺伝子について分かっていなかったので、
「人間とサルは全然違う生物である」と。

人間だけは思考して、サル以下はいわゆる
自然の物でしかないという二元論ですね。

さらに人間の中でも頭だけが理性を持っていて、
身体は持っていないから、首から下も全然違ったものであると。

ようするに分析的手法ですべてのものを
切り刻んで考えれば成功する、それをやれば
神に近づけると言ったわけです。

もう一つの間違いは、みなデカルトを
哲学者だと思っていますが、本来は宗教学者ですよ。

彼は「私の言うとおりやれば皆さん神になれますよ」
みたいな話をしていて、それが世の中に浸透してしまった。

このデカルトの後にニュートンが出てきました。
ニュートンは、ある角度で大砲を撃てば必ずここ(狙ったところ)
に落ちると予測して、それが当たったんですよ。

この辺りからいわゆる近代合理主義には不可能はない
ということで、近代合理主義が神化していくことによって
人間が不幸になっていくのです。

今はそういう考え方は「ラプラスの悪魔」
(=現状分析からの未来決定)と言われていますね。

ようするに世の中のすべては、ある予測をすれば
その通りいけるだろうと言ったのです。



*  *

デカルトによる身体と精神を分離する心身二元論を
ルーツに始まった近代合理主義は、その後ニュートン、
ダーウィンなどに引き継がれ現在に至っているが、
その要素還元的な思考は、生命などのように機械的に
分析できないものの全体像をかえって見えなくするなど、
現在もその弊害は続いている。

今号では217号(2023夏)で登場いただいた森の哲人・
稲本正氏に宇城憲治氏との対談に再びご登場いただき、
いかに目に見えないものが、目に見えるもの以上に
私たちに影響を及ぼしているか、さらに、

モノと心は相互に依存しつながりあっていることなどについて、
稲本氏には原子の視点や植物間コミュニケーションの話から、
宇城氏には自ら発する「気」や人間の潜在力の可能性の話から、
それぞれ語り合っていただいた。

<巻頭対談>
私たちを生かす宇宙のしくみ
目に見えないものが世界を変える

季刊『道』219号
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29 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月29日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

指導者というのは責任重大です。

ある弟子が指導を始めた時、小学校1年生の子が、
足にマニキュアをしてきたんです。

そしたら来るなりね、
「なぎなたする子はそういうことしないの」と怒ったのです。
髪の毛が長い子には切りなさいって言ったという。

私がその人に言ったのは
「それはあんたの主観だ」と。

マニキュアも小学校1年生は
面白半分にしてるんだから、そういう、
杓子定規なこと言ったらダメよって。

じゃあ先生だったらどう言うかと聞くから、
私?「あらきれいにしたわねえ。
だけど誰も見えないわね、足だったら。
逆立ちしておいで、みんなほめてくれるで」
って言うわと。

髪の毛もね、切りなさいと言うよりも、
「長いけどな、邪魔になったらあかんやろ、
稽古する時はくくっとこな」と。

「なぎなたはこうあるべきだ」という、
そういう一つの線に決めてしまうのは
子供には違うんです。

子供は可能性が桁違いにある。

「そんなこと気がつかなかった」
とその弟子は言う。

「あんたはそうやって結局世間が狭いんだよ、
もっともっと大きゅうなってごらん」と言いました。

子供は桁違いだから自分よりも
もっと上になるかもわからない、
そんな子を自分の枠に入れたら駄目なんです。
私は自分自身が枠に入るのが嫌でしたから。

ですから指導者の責任は重大です。

皆に影響しますから
いいかげんなことでは困るんです。
だから勉強しなさいと言うんです。

とくに武道家と言われる人は
それをやってほしい。
と言っても、口で稽古できるのだったら
こんなに苦労しません。

見せなかったら納得しないからね。

私は身体が小さいけど技が大きいのです。

それは榊田先生から、
「あんたはチビだから、小さい技を使うな」
とさんざん言われたんです。

道場を揺るがすような、人がびっくりするような
大きな技を使えと言われたんです。

意味がわかりませんでしたが、
関節の使い方ひとつで
技の大きさがぜんぜん違うんです。



――― 池嶋和子 なぎなた範士
「深さに向かう稽古が人を育てる」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
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26 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月25日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇   松井健二著 『自己を磨き 人を育てる』

未だ乙藤先生に師弟の礼をとっていない時の、
昭和五十年代のことです。

ある時、来京された乙藤先生とふぐ料理を食べに出ました。
同行したのは案内役の紘武館松村館長、
西野流呼吸法創始者西野皓三先生、そして私。

ふぐと酒で快く酔い歓談。

紘武館道場に帰館した時、
「後輩の松村がどんなに若手ナンバーワンと言っても、
私が槍を持ったら百パーセント入身はさせません」

と言ったら、乙藤先生はやって見せろという。

「では」
と私が一間半の稽古槍を持ち、杖を持った
松村館長と立ち会うことになった。

もちろん、試合は自明。
どうしようとしても館長は入身ができない。

そうすると乙藤先生が杖を持って出てきて、

「ほう。引き手が早かとね。来い!」
と言い、胸を開けて杖を構えられた。

「先生、先生は心臓の持病持ちでしょ!
この稽古槍はご覧の通り、槍先に皮を被しただけです。
下手すると死にますぞ!」

「いいや、来い!」

乙藤先生は引かない。
私も酒がはいっているから、

「では遠慮なく。参る!」

と開いた心臓に向かってシャッと突きかかる。

乙藤先生の動作は全く予想外。
ふわっと槍先を流しながら杖がふわ~っと来る。

よく見えているのだが避けられない。

そのまま杖先で首を押さえられ、体を崩され、
床に押さえ込まれ、痛くないのに動けなくなった。
私はパニック。

「まいった!」
不思議としか言いようがない。

そこで私は、
「先生、勝負はついたわけですが、
どうしても納得いきません。申し訳ありませんが、
もう一度お願いできますか?」と懇望。

「よか。来い!」
また同じように構えられた。

「参る!」
私はまた同じように突きかかった。
同じように先生は入身して来る。

私は内心「しめた。入身がきたらひっ掴んで投げてやる」
と思い、槍をパッと放ってそうしようとしたのが、
先生の体に手が届かぬ内に杖先で首を押さえられ、
前回と同じように床に押さえ込まれた。

「まいった!」
全く次元が違うのである。
私は放心状態。

「先生は本当に神道夢想流ですか?」

「当たり前とよ。わしは神道夢想流とよ」

「はい。それでは私がボタンの掛け違いをしたということです。
掛け直しを致します」

以来、私の好みの動作を否定する
取り組みが始まったのです。

自分の今までの好みの動作から抜け出すのに
約三年を要しました。

私が帰宅してから、
乙藤先生は松村館長に言われたという。

「あの者はただ者ではなか。
わしを投げようとしたとよ」

私の意図をすでに見抜かれていたという訳です。
私の完敗でした。

松井健二著 『自己を磨き 人を育てる ― 師の存在が人生を豊かにする』
https://www.dou-shuppan.com/books/b_jiko/

◆◇ 宇城憲治氏のイベント
◇  京都実践講演会が開催されました

去る2024年1月20日、京都市にあるハートピア京都にて、
宇城憲治塾長による京都実践講演会が開催されました。

当日は、関西方面を中心に、大人53名小学生から
高校生までの学生が56名、合計109名が
一人も欠席することなく参加、

身体を通しての「気づく、気づかせる」実践指導が
3時間半にわたり繰り広げられました。
https://www.uk-jj.com/single-post/20230122

<今後の開催予定>
●宇城道塾 宇城憲治 体験講習会〈東京〉
2024年6月16日(日)

●宇城道塾 宇城憲治 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土)

●宇城道塾 宇城憲治実践講演会〈京都〉
2024年8月25日(日)

身体での気づきによる自己改革。
宇城道塾は随時、受講申し込みを受け付けています。
(東京・大阪・仙台・名古屋・岡山・熊本)
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24 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈三村 節 シベリア抑留体験者〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  三村 節 シベリア抑留体験者

捕虜の生活で一番辛かったのは、
食べ物がなくてお腹が空いたこと、
寒くて辛い労働。

しかし何より辛かったのは
故郷に帰りたいという望郷の思いです。
これは空腹や労働よりもっと辛かった。

なぜかと言うと空腹というのは
食べた瞬間は忘れます。

労働は適当にサボれます。
寒さはたき火で少しは収まります。

ところが故郷への思いは朝起きてから
夜寝るまで頭から離れないし、
寝てからも夢に出てくる。

そういうことを考えると一番辛かったのは
望郷の念だなと今は思っています。

それから3年間その収容所にいたのですが、
いざ帰れるということになって
列車に乗せられて港のほうに列車が行く途中、
私たちだけがチタという町で降ろされたのです。

あとの人たちは帰れるということで
歓声を上げてそのまま列車で行ってしまった。

そこで降ろされた私たちは、
もう絶望的な気持ちになりました。

なぜそのようなことになったかというと、
最初の収容所の2年目に私どもの友人同士が集まり、

日本に帰ったら恐らく就職も難しいだろうし、
経済的な生活も苦しいだろうから、
お互いに助け合っていこうではないかというような
グループが出来たんです。

ところがその時に、ある将校から反ソ連的な言葉が出て、
そのためにスパイのグループだと
見なされてしまったんです。

徹底的な持ち物検査があって、その会議の内容の
記録書類が出てきてしまい、このグループは完全に
ソビエトに対するスパイだと、
帰る人間と分けて列車を降ろされたという事なんです。

チタという町の監獄に入れられて、
そこで半年間取り調べがありました。

取り調べと言っても向こうに文書が渡っているから
何を言っても承知しない。

完全にスパイ行為だということで
いろいろ聞いてきた。

結局何の反論もできないまま裁判にかけられて、
受けた判決は強制労働25年という刑でした。

その時の気持ち、分かりますか?



――― 三村 節 シベリア抑留体験者
「絶望の中を生き抜いて 未来永劫の平和を守るために」

*  *

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◆◇ 宇城憲治氏のイベント
◇  京都実践講演会が開催されました

去る2024年1月20日、京都市にあるハートピア京都にて、
宇城憲治塾長による京都実践講演会が開催されました。

当日は、関西方面を中心に、大人53名小学生から
高校生までの学生が56名、合計109名が
一人も欠席することなく参加、

身体を通しての「気づく、気づかせる」実践指導が
3時間半にわたり繰り広げられました。
https://www.uk-jj.com/single-post/20230122

<今後の開催予定>
●宇城道塾 宇城憲治 体験講習会〈東京〉
2024年6月16日(日)

●宇城道塾 宇城憲治 体験講習会〈大阪〉
2024年6月29日(土)

●宇城道塾 宇城憲治実践講演会〈京都〉
2024年8月25日(日)

身体での気づきによる自己改革。
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23 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈佐々木 隆 銀河浴写真家〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  佐々木 隆 銀河浴写真家

私は人間の「負の遺産」も
撮っておきたいと思っています。

アウシュビッツに夜入れてくれたら撮りたい。

ネバダの日本人収容所も、
今度アメリカに行ったら必ず撮ります。

ペリリュー島とか南太平洋の島々に
のこっている戦跡を天の川を入れて撮っておきたい。

ウクライナに行って争いのために
壊されたアパートを撮ってみたい。

とにかく人間の愚かさと苦しみ、悲しみを
銀河と共に撮っておきたい。

それが人間の歴史ですから。

各地の遺跡も正負があります。
それを全部宇宙の出来事として捉え、
宇宙からの視点に立って人類を見る。

そうしたら客観視ができて
自分たちの愚かさが分かるんじゃないかな。
気づけるんじゃないかな。

そのために役に立ちたいと思っているのです。

昔はそこまでの発想がなくて、
ただ大自然とか地球というのは宇宙の中にあるんだ
ということを伝えたかったのですが、

だんだん人間のすごさと宇宙とのつながり、
そして人間がどのように生きなければいけないのかを
考える手がかりにしてもらいたいと思うようになっていきました。

そういう人間のすごさみたいなものを
伝えられないかな、感じてもらえないかなと思いながら、
写真でそれを伝えたいと思っています。



*  *

壮大な天体の世界と重厚な人間の歴史を
毎号本誌連載で披露くださる佐々木隆先生。

50代の時に旅したオーストラリアで、
地平線から地平線まで続く天の川を見て、
「自分たちは銀河に生かされている」ことに気づかされ、
命の大切さを伝えたいと、高校教師の傍ら、
銀河浴写真家としての活動を始めたという。

学校ではなく山に通った小学生時代、
星に魅了された高校生時代、そして
地球、生命、宇宙などを学び、壮大な宇宙を表現する
写真に辿り着いた佐々木先生に、

銀河浴写真に込める思いや、宇宙スケールを
そのまま生かすような、おおらかでユニークな
生徒指導について語っていただいた。

<ロングインタビュー>
宇宙から生まれた人間は
計り知れないものを持っている

季刊『道』218号
https://www.dou-shuppan.com/dou218-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 宇城憲治氏のイベント
◇  京都実践講演会が開催されました

去る2024年1月20日、京都市にあるハートピア京都にて、
宇城憲治塾長による京都実践講演会が開催されました。

当日は、関西方面を中心に、大人53名小学生から
高校生までの学生が56名、合計109名が
一人も欠席することなく参加、

身体を通しての「気づく、気づかせる」実践指導が
3時間半にわたり繰り広げられました。
https://www.uk-jj.com/single-post/20230122

身体での気づきによる自己改革。
宇城道塾は随時、受講申し込みを受け付けています。
(東京・大阪・仙台・名古屋・岡山・熊本)
https://www.dou-shuppan.com/dou/

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22 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月22日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

(松尾先生の師匠の美田村千代先生は
どんな先生でしたか)

自分が慕うて、先生のものを受け取りたい
という一心で就いたんですからね。
本当に素晴らしいと思います、技の上においてもね。

千代先生はおきれいでしたから、
歩いていても横からぱっと男の人がいじわるに
出てくるらしいんですよ。

それをひらっとかわすんですと。

自分は歩いていても四方に気を配っている、
周りのものが見える、心を開いているということですね。

それはやはり極意に達していると思うのです。

いつも臨機応変に働ける心構えが
大切だと思います。

私は生徒によく言うんです。

「きょろきょろしてるんじゃないよ。
まっすぐ歩いていても、左右気を配っていなければだめだ」と。

「女あり 二人行く
若きは美わし
老いたるは更に美わし」

これはホイットマン(アメリカの詩人)の詩です。
やはり女の行く道は、これだと思うのですね。

お稽古によって心の統一が気位になって
気品が出て姿が美しくなり、目が生きてくる。

そういう姿が本当の女性の姿じゃないかと。



――― 松尾綾子 なぎなた範士
「わが身を修める なぎなたへの道」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
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どう出版の 電子書籍
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19 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈無着成恭著 『おっぱい教育論』〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月19日)

◆◇ 今、届けたい言葉   ― どう出版の本より ―
◇  無着成恭著 『おっぱい教育論』

ところで、まだナメクジの話が続くのです(爆笑)。

ごめんなさい。ナメクジに塩をふりかければ
なぜ縮むのでしょうか。

その知識こそ、塩をふりかければ縮むという現象の
本質=内部構造ですネ。

この、「なぜ」という部分がイメージにならないと
「砂糖をふりかけたらふくらむか」という質問には
答えられないのです。

つまり、ナメクジに塩をふりかければ縮むという知識は、
事物に関しての個々の断片的な事実的な、
経験的な知識でしかありません。

この現象を支える本質、法則というものがわからないと、
他の現象を判断する基礎とはなりませんネ。

縮んだという事実(原体験)と、
なぜ縮むのか(法則)との統一です。

そこで、塩は水に溶けるということ。
つまり、溶けるということはどういうことかという知識と、
浸透現象についての知識が有効になってくるのです。

ナメクジに塩をふりかければ
塩は濃度の高い塩水になってしまう。

その塩水とナメクジの体の中の水分とは
濃度が違うから、表面の塩水がナメクジの体の中の水分を
どんどん滲み出させてしまう。

そして、ナメクジは縮んでいくということになる。

すると、砂糖の場合はどうか。
こういう問題です。

砂糖の場合も全く同じ、
ナメクジは縮んでいくはずですネ。
だって砂糖も水に溶けるのですから。

ここまでわかっていて――仮説を立てておいて、
ナメクジに砂糖をかけるという実験ができるようになると、
子どもの賢さが一段と高まるわけです。

つまり、「ナメクジに塩をかければ縮む」という知識は、
まだまだ断片的で個別的で経験的な知識でしかありません。

ナメクジが塩で縮むのはなぜかという知識まで高まると初めて、
砂糖では縮むのかふくらむのかを考えることができるようになるのです。

そういう知識のことを、ひとつの現象を原理的に統一的に
判断する時の体系と言ってもいいのだと思います。

言い換えれば生きていく上で使いものになる知識というのは、
そういうものであり、実は、日本の学校では
そういう知識をあまり授けなかったか、

授けたとしても応用のきかないものにしていた=公式を形式化していた
ということなのだろうと思うのです。



無着成恭著 『おっぱい教育論』
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19 1月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈野口勲 野口のタネ・野口種苗研究所〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2024年1月18日)

◆◇ 今、届けたい言葉  ― 季刊『道』より―
◇  野口勲 野口のタネ・野口種苗研究所
(種子法が廃止されても、
仕組み自体は変わらないということですか)

それは消費者が求めない限り変わらないと思います。
今の消費者が望むのは、形がよくて安いものですから。

これまではJAと都道府県が抱え込んでいて
選択肢がありませんでしたが、
種子法を廃止することで、昔ながらの自家採種した種籾が
その土地で命を育み、育った穀物が地域で食べられるようになる。

要するに消費者の選択肢が増えればいいんです。

少しくらい高くても消費者が選択して
安心な食べ物を得られる社会をつくること、
それがこれから一番大事なことだと思うのです。

あとはもう個人の選択です。
そういう命をつなげる食べ物を自分で選んで食べ、

そして子供にも食べさせれば、
僕は出生率も上がると思っているのです。

聞いた話では、いま17人に一人が
体外受精、人工授精で生まれているそうです。

いかに精子が弱くなっているかということですよね。
それは、食べ物との関係もあると思います。

埼玉県の富士見市で年に2回ほど僕を講演に呼んで、
自家採種で自然農法をやる学校を
すすめている人たちがいるのですが、

懇親会の時に、大きなおなかの若奥さんが
僕のところにやって来て、

「おかげさまで結婚して8年間
子どもができなかったのですが、できましたよ」
と言うんですね。

聞くと、ご主人がオクラが大好きで、
いつもオクラをスーパーで買って食べさせていたそうですが、

僕の話を聞いて、オクラも雄性不稔F1だと知って、
自家採種して自然農法でつくったオクラを
食べさせるようにしたんだそうです。

そうしたら、8年間できなかった子供が
できたのだということでした。

それで、すぐそばにそのオクラの生産者がいたので、
「この人あんたのつくったオクラを食べたら
子供ができたって言っているぞ」と言ったら、
「うん、これで6人目です」と(笑)。

そういう話はたくさんあるんですね。
ただ、それを証明する科学者はいないし、
研究する人がいないんです。

*  *

日本の野菜の危機を訴えた『タネが危ない』の著者で
野口のタネ店主・野口勲氏に会見取材したのが
2年前の186号。

その反響は大きく、読者からは
「普段食べている野菜の現状を知り衝撃を受けた」
「野菜の根源であるタネが危機的状況にあることを
多くの人に知ってもらいたい」など、多くの声が寄せられた。

昔ながらのタネを守り続け、現在も幅広く講演や著書で
F1種子の危険性を訴え続けている野口氏に、
あらためてお話を伺った。

<ロングインタビュー>
子孫を残せるタネを守り続けるために
私たちができること

季刊『道』197号
https://www.dou-shuppan.com/dou197-lp/

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