03 2月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】安藤誠 写真家・ネイチャーガイド 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年2月3日)

『道』215号 紹介動画
https://youtu.be/T8NzyNNOy1M

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】安藤誠 写真家・ネイチャーガイド
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【佐藤】
人間界はスギやヒノキを自分たちの目的都合のために植えた結果、
自然の輪廻を破壊していますが、白樺は自然界を創成しながら、
かつそうして役目を終えた後は自然に倒れて譲っていくという。

まさに人間が学ばなければならない教訓ですね。

ライオンは人間のように筋トレをしないけれど強い。
鷲は大空を気流に乗り羽ばたきもせず、
獲物を見つけると時速120キロを超えるスピードで
急降下して獲物を仕留めますが、地面に激突しませんよね。

あの推進力とブレーキはどこからくるのか。

また深海潜水艇は水圧に耐えるためにものすごく
分厚い鋼鉄でできていますが、水深5千メートルに行くと、
そこには軟体動物が悠々と泳いでいる。
それは深海に調和しているからですね。

そういう自然を見た時に人間界では及ばないことがいっぱいある。
しかしそういう自然を参考にした時、当然人間にもそういう力が
秘められているはずで、そのポイントは自然界と同じく
調和・融合にあるのではないかと考えたんですね。

そこで人間の本来の能力すなわち潜在力とそれを引き出す
方法に気づき、それを実践・実証していく中で、
今の常識が全く通用しない世界があることに気づいたんですね。

先日の体験講習会でも、小学1年生が大人との1対5の腕相撲で勝つ。
大人10人の列を楽に押すことができる。
しかし大人にはできない。

子供や幼児はできる。
まさにこの実証は今の常識にある「力」という概念では
説明できないんですね。

最先端科学の概念をもってしても不可能です。
それが実際にできているんですね。

たとえばいくら空手のチャンピオンになっても
ライオンの檻には入れませんが、
一方でライオンを抱ける人がいる。
つまり力の強さではなく愛情があるから入れる。

それと同じで、1対5の腕相撲を小学1年生が倒せる
ということは、今の常識や科学で言う力とは
異なる力があるということです。
こういうことは学校では教えません。

教育のeducationの意味は、本来「引き出す」
ということなんですね。
ところが今の教育というのは、teaching「教え込む」
になってしまっています。

また今の「教育」は「教え育てる」で、
「教え育む」とは違います。
「育む」というのは羽包む、つまり
「親鳥が羽で子供温める」ということで、
愛情をもって成長させることです。

「教長させる」という「教育」とは異なるんですね。

よく言っているのですが「挨拶をしましょう」という
スローガンではなく「感謝の心」をつくってあげればいいと。

「いじめをなくしましょう」というスローガンではなく、
人を大事にする思いやりの心をつくれば、
いじめはなくなるということです。

つまり、スローガンではなく、
心をつくらなくてはならないんですね。

今何が原因で様々な問題が起きているのか、
それは知識を優先とする心を抜きにした
断片化の世の中になっているからです。

このビルもそうですが、断片化されたブロックの
集合体としての建物は、完成したらあとは
廃れていくだけ。

しかし自然の一本の木というのは最初から全体で、
そのまま成長していく。

人間も本来そうあるはずですが、身体と心の一致を
置き去りにした知識偏重のあり方が
ますます人間を断片化していくから、様々な問題が
生じてしまうのです。

その一番の原因が勝利至上主義で、まさに
受験勉強や競技スポーツです。
勝利至上主義が身体と心を分離させるからです。

逆に「好きになる」というのは身体と心が一致する。
宇城道塾や体験塾ではそういうことを
理屈で言っても始まらないので、それを実践・体験を通して
気づかせているんですね。

【安藤】
いや~こういうふうに宇城先生と
『道』と繋がれたのは本当にありがたいです。



*  *

私たち人間は宇宙に生かされている存在として、
大自然には畏敬の念を持って接していかなければならない。
それほど大自然は偉大である。

環境保護が叫ばれて久しいが、今を含め、
ますます悪化していく環境。

大自然には嘘がない。すべて真実である。
一方虚構に満ちた人間社会。

そんな今、大自然の一員である私たちが生き残るためには、
本気に大自然に向き合う必要があるのではないか。
それにはまず私たち一人ひとりが自然をよく知ることである。

まさにその自然と人間を繋ぐ実践をされているのが
安藤さんだ。

安藤さんが撮るクマや鳥をはじめとする数々の野生動物や
自然の写真や動画、エッセイはユーモアに満ち、
私たちに安らぎを与え、大自然の偉大さと共に
共存のあり方に気づかせてくれる。

「人間が生きていくということは、大自然の中で調和し、
境界を取り去り、解け込むこと。そこに私たちの未来はある」

―― そう語る宇城氏との対談は、
私たちが今まさに直面している課題と希望への
道筋となるものとなった。

<巻頭対談>
子どもたちに伝えたい
嘘のない自然が見せる真実の世界

季刊『道』215号
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