16 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈工藤清敏 健康回復学研究所所長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年8月16日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  工藤清敏 健康回復学研究所所長

ふだん減塩を勧める医者が、
命の危機にはたった5リットルくらいの血液に
塩を毎日18gほど入れて血液をどんどん塩っぱくします。

塩っぱくすれば命が維持できるからです。

緊急時、命が関わる時に塩の主成分を
たくさん使うのならば、減塩の意味はどこにあるのか?
そう思う人も多いでしょう。

調べれば分かりますが、透析液も塩の主成分です。
ずっとずっと減塩指導して患者から塩抜きをして、
そしていよいよとなると塩の主成分で対応しています。

現代医療は肝腎かなめな時に塩を活用することで
塩の大切さを実は証明してくれています。

減塩の始まりは1904年、まさに海水治療で
多くの結果が出て、ルネ・カントン博士が大活躍した頃です。

その頃の日本人は、毎日おかずで
塩を30g摂取していました。

日本人は小柄ですが
力や持久力があったのはその塩のお陰です。

その塩の主成分の5つのミネラル以外に
30~50種類のミネラルを摂取していたでしょう。

現代医療は5つの主要ミネラルを使っていますが、
実はさらにたくさんの微量ミネラルがあったほうが
治療によく効くのです。

鉄も亜鉛もヨウ素も金も銀も銅もバナジウムも
地球にある118の元素があれば
僕らの病気は回復していくのです。



*  *

私たちの身体の中で、
生命を支えるミネラル。

そのはたらきと大切さを、
工藤さんはあらゆる切り口で
伝えてくれます。

<連載>
塩から社会を見てみれば
「ミネラルはチームで仕事をする」

季刊『道』217号
https://www.dou-shuppan.com/dou217-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

☆ 次項もご覧ください。工藤さんが登壇されます ☆

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
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季刊『道』の読者と
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未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
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15 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈浜園重義 元神風特攻隊員〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年8月15日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 『道』より―
◇  浜園重義 元神風特攻隊員

春、夏、秋、冬がはっきりしているのは
日本だけかも知れません。

特に春は最高です。

昨日はあまり天気が良いので
高台の畑に登ってみました。

青葉、若葉の新鮮な空気、頬をなでて行く春風、
日本に生まれた喜びと生きている喜びを
感謝することでした。

有難う私の祖国日本。

この平和が子供、孫たちの世代にも
ずーっとずーっと続くように、
現在の我々が努力し頑張らなくてはなりません。

平和も繁栄もなんとなくは来ません。

日本国民全部が努力し頑張るところに
平和も繁栄も生まれてきます。

日本を一番愛するのは我々日本人です。
そして子供、孫たちを平和にしてやる責任と
義務があると思います。

祝日には国旗を掲揚しましょう。
日の丸は日本の印です。

オリンピックで日の丸が揚がると
日本人なら白い物が流れるはずです。

その気持ちが愛国心、平和、躾に
つながっていくと思います。

特攻隊員は20歳前後で
水平線の彼方に消えて行きました。

私も81歳になりました。
あと幾許、祖国の幸多かれを祈っています。

浜園重義(2005年5月20日記)

*  *

元神風特攻隊員の浜園重義氏からの、
宇城憲治氏との対談取材からほどなく
送ってくださった手紙です。

日々に流されて
大切なことを見失っていないか。

終戦記念日にこそ読み返したいです。

浜園氏と宇城氏の対談は、
季刊『道』145号(2005夏)に掲載ののち
「宇城憲治対談集」に収録しています。

宇城憲治対談集『大河にコップ一杯の水』
https://www.dou-shuppan.com/books/taiga123/

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14 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈金子兜太 元海軍主計大尉 俳人〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年8月14日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  金子兜太 元海軍主計大尉 俳人

命ということを痛感したエピソードは、
他にもいくつもあるから切りがありません。

幸いトラック島は戦場にならなかったから
私は助かりましたが、矢野主計中佐は死んでしまったし、

餓死したり、食いすぎて死んだり……
そうやってね、ばかばかしいような
人間の死というのを積み上げていくのが戦争なんですよ。

そんなものを認めていいはずがないんだ。

戦争をやらないといかんというバカを
言うやつが時々いるが、

あれはチンピラの喧嘩に勝って
自分が強くなった気になってる連中ですよ。
俺に言わせれば、チンピラだ。

戦争がおもしろいとか、必要だとか言う人間は
みなチンピラだ。

本当に人間の死、人間の生きる姿を考えたら、
とても戦争なんて肯定できない。
ばかばかしくてね。

(安保法制反対運動のシンボルだった
「アベ政治を許さない」というプラカードを
揮毫されていますね)

あれは昨年(2015年)「九条の会」の呼びかけ人で
作家の澤地久枝さんに頼まれて僕が書いたものです。

「金子さん、プラカードの文字、書いてよ」
と言うからね。

「あんたの命令じゃ書かないわけにいかない」と(笑)。
以来僕は彼女の信用を得ていますよ(笑)。

私は先の15年戦争の時に、青年期だった。
あの時に身に染みたこと、それを絶対
ゆずっちゃいかんと思っている。

自分の信念のままにやれ、と。
そういう思いで戦争から帰ってきた。

戦争のことを語っていこうと。
戦争に向かう人たちと徹底的に戦っていこうと。

そういう思いでいます。



――― 金子兜太 元海軍主計大尉 俳人
「信念のままに伝え続ける 反戦の思い」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

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どう出版の電子書籍
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09 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈宇城憲治・榎本麻子 『宇城空手の真髄と継承(一)』 〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年8月9日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  宇城憲治・榎本麻子 『宇城空手の真髄と継承(一)』

【宇城】
「教える、学ぶ」という指導方法は、
目盛りが最高でも10くらいしか作れない。

ところが「気づかせる、気づく」の指導では、
目盛りが100でも、1000でも、10000にでもなる。

目盛り10で「分かった」ということが、
目盛りが50になったら、

その「分かった」が、
「分かっていなかった」と分かる。

今度目盛りが100になると、
その50の時の「分かった」が、
また「分かっていなかった」と分かる。

それがずっと永遠に続く。
するといくらでも伸びていくわけだ。

それは自然の木と一緒で、自然体で
すーっと伸びていく。

そうなると他人がどうのこうのと言うことは
関係なくなり、伸びていく変化に
自分がわくわくする、楽しくなる。

それが「悟り」なんだね。

自分の中でわくわくする、希望がある。
この変化の続きをずーっと見ていきたい。

まさにその連続が
「死ぬ時が最高」につながっていく。

死ぬ時が終わりという意味ではなくて、
それが次の世代に結びついていくということ。

そういうことを学べるのが
基本であり型であり分解組手だ。

――― 「第一章 宇城空手の術と哲学で生き抜く」
創心館館長 宇城憲治、師範 榎本麻子 座談録

*  *

進化・深化し続ける創心館館長 宇城憲治氏と、
氏に4歳から学ぶ創心館師範 榎本麻子氏が、
創心館宇城空手を学ぶ塾生のために
「ゼロ化体得への道筋」を著わした本です。

妥協を許さない両者の生きざまは、自身の成長と
子どもたちの未来を「守る」という観点から、
宇城空手を学んでいない人にも、まさに
人生の指南書となり、大いに参考となることでしょう。

宇城空手の真髄と継承(一)
共に未来へ ― 親愛なる塾生たちへ ―
https://www.dou-shuppan.com/books/shinzui01/

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
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08 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈野中ともよ NPO法人ガイア・イニシアティブ代表〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  野中ともよ NPO法人ガイア・イニシアティブ代表

(キャスター時代を経て様々な企業の取締役や
顧問を務めるなど、幅広い活動、そして現在もぶれずに
命のことを伝えておられる野中さんの原動力を
伺いたいと思ってまいりました)

“ブレずに”という評価をしてくださいましたが、
ブレるも何も、私にとっては「生きていく」こと、
その道をその時、その局面でしっかり歩いていく
そんな自覚があるだけです。

小さい頃ですか?
たとえば、小学校の頃、学校でいじめられたことはないけれど、
とにかく「世界中があなたの敵でも、ママもパパもあなたの味方。
あなたが生きていてくれることがママとパパの誇りだから」
という言葉で愛を語ってくれる空気で育ちました。

もちろんモンスターペアレント的ではなく(笑)。

辛いことがあって歯を食いしばって帰れば、
母は「うん、うん」と聞いてくれる。

まずそこに自分を理解してくれる
母港があったわけです。

聞き終わると、
「気の毒な人ね。その人はあなたが
一生懸命やろうとしたことが理解できなかった
だけじゃない?」って。

すると「だよね~」って
むくむく元気になる、みたいな(笑)。

ご飯の時には母は白いごはんをキャンバスに、
「白いご飯に、今日は赤いのと青いのと
そして黄色もあったかな。黄色は何かしら?」で、
かぼちゃのプリンが出てきたりする。

「いいお絵かきには3つのお色」と言って、
栄養の三原則を必ずいただくことを教えてくれました。

「ご飯はよく噛むと甘くなるのは不思議ね?」と、
これは中学の頃だったと思いますが、
糖の分解酵素を学校で習い、

「ママ、あの甘さは酵素が作ってるんだって!」
と母に得意げに報告すると、母は
「まあ、ママにも教えて」と。

実は、たまたまだったと大人になってから知りましたが、
教科書の先を母は読んでいたのですね。

「ママに教えるセンセの私」という得意感も醸造されて
木に登るナントやら、です(笑)。

子供はスポンジのようにそうやって
吸収していくものなんですね。

父と母には大きな愛で育んでもらった感は満載です。



*  *

長年、TVキャスター、ジャーナリストとして
スポーツから国際政治まで幅広く活躍するのみでなく、
企業の社外取締役や三洋電機の会長など、
ビジネス分野においても活躍されてきた野中ともよさん。

現在はガイア・イニシアティブ代表として
地球環境問題の解決に向け、すべての価値軸を
「いのちのメモリ」でとらえる大切さを伝え続けている。

常に「傍を楽に」を信条に活動する野中さんの、
原動力となったご両親のことや、
今注力している、未来を見据えた活動などについて伺った。

<ロングインタビュー>
「いのちのメモリ」を取り戻そう
私たちは自然の懐で生かされている

季刊『道』217号
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07 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

やっぱりね、
戦争は絶対したらいけない。

どんなに苦しくても、
やっぱり耐えなくちゃいけない。

それは私が言うのではなくって、
一番上の人たちがそういうことを
考えてくださらないといけない。

だから今、泉さんが靖国神社に
お参りすることに対してでも、

予科練(少年航空兵)の人たちが逝ったり、
子供たちを置いて戦争に行って亡くなった
人たちのことを思えば、

これは私はやっぱり、外国の人が何と言おうと、
日本人であるかぎりはお参りに行くのが当たり前なの。

間違っていることやっているんじゃない。
それこそ外国から言われることなどいらない。

韓国にしても中国にしても、私が小さい時は
お互いに交流して仲良くやっていました。

それが今、戦争が済んだからって
途端に敵になったり味方になったり、
それはおかしいと思う。

それこそ真ん中で、60年という時間を知らない
いろんな人が勝手なことを言って
日本のことを悪く言ったりするからいけないんです。

なぜ中国でも韓国でもそういうふうに
敵対的なことばかり教育するのか
わかりません。



――― 澤田花江 なぎなた範士
「七十余年の修行の賜物を次の時代に伝え残す」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4910001158/

どう出版の 電子書籍
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<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
理屈抜きに「やってきた」方々の深みある人生や熱い思いが、
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年4回発行
年間購読料: 5,000円(税込・送料無料)

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04 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈太田リセ 日本赤十字社従軍看護婦〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年8月4日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  太田リセ 日本赤十字社従軍看護婦

秋田赤十字病院はある日突然、
海軍病院分院となりました。

青森の大湊海軍病院に収容しきれなくなった
傷病兵が、軍用列車でどっさりと
秋田赤十字病院に入院してきたのです。

それまでいた患者さんは全員、民間の病院に
散り散りに入れられて追い出されました。

病棟には結核の予科練少年兵たちや、
沖縄戦などで怪我した兵隊が
たくさん入院していました。

終戦の前夜、昭和20年8月14日に
秋田空襲があったのです。

病院から1キロくらいのところにある
城跡の防空壕に逃げ込みました。

最初は看護婦4人で1人を
担架で運んでいたのですが、人手も足りず、
そのうち2人で運んで、ついにはおんぶです。

15~18歳の娘が大の男をおぶって逃げました。

骨折の患者さんだとギプスをはめているから
なお重い。
でも、いざという時は力が出るんですよ。

患者さんは、
「僕を置いていってくれ」と言うわけです。
そんなことできるわけがないじゃないですか。
ですから必死で運びました。

いざという時、人を蹴飛ばしてまで
自分が助かろうなんていう人はいませんでした。

爆弾が落とされ、機銃掃射の中を逃げましたが、
本当に、命ぎりぎりのところまでいくと
怖くもないのです。

上をアメリカさんがにやにやしながら
飛行機を飛ばしていても、
何の感情も湧きませんでした。



――― 太田リセ 日本赤十字社従軍看護婦
「軍国少女、あこがれで看護婦に」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
https://www.dou-shuppan.com/ebook/inochi/

どう出版の電子書籍
https://www.dou-shuppan.com/ebook/

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
https://youtu.be/YSyeTC5zxyo

季刊『道』の読者と
連載、ご登場者の交流イベント。

一人ひとりがつながること(絆)で
発信(行動)できることがある。

そのような想いの人たちの交流の場です。

詳細・お申し込みはこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/
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未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
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04 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年8月3日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  稲本正 森の哲人・オークヴィレッジ創設者

(物理を専攻した稲本さんは卒業後は大学で
研究を続けられていたと伺いましたが、
なぜその物理を捨てて森に入られたのでしょうか)

僕は相対論を超えられないので、実験物理にいったのですが、
たまたま配属されたのは原発の安全性を
確保するための研究でした。

そしていくら研究しても原子力で使う
莫大なエネルギーを人間にはコントロールできない。
安全はできないと分かって辞めたのです。

どういうことかと言うと
「原発はひょっとしたら安全」と言うとお金が出る。

「かなり安全だ」と言ったら倍くらいお金が来る。
倍と言っても何億だ。

「絶対安全だ」と言ったらものすごいお金が来る。

要するに政府が望んでいる結果を出すと
研究費が出る。

だからだんだん安全だと言うようになってきた。
科学者が非科学者になり、「安全だ」と
思い込むようになってしまった。

原発がこれだけあるので
日本をやっつけるのは簡単ですよ。

原発は250度で安定させれば爆発しないだけで、
それを超えると簡単に爆発する。
そういう当たり前のことが理解されていないと思うのです。

ルヴィン・シュレディンガーという原子物理学者が
『生命とは何か』という本を書いているのですが、
その本の中に、

「植物こそ、森こそ大切だ。
森がなければ動物だって存在できないんだ」

と書いてあった。
これに僕はいたく感動し森へ行こうと思ったのです。

人類が活動すればするだけ地球は汚れていく、
その汚れを取るのは大型植物が集まる
森しかないと考えたのです。

今地球上の生物の重さを測ると、

植物と他の生物の重さのバランスは
どのくらいだと思いますか?

植物と細菌が圧倒的なんです。

人間などの動物は全部合わせても0.5パーセント。
僕ら動物は圧倒的に少ない。

だから陸上は森の惑星なんです。

僕はこのことを
小学校で教えるべきだと思うんです。



*  *

大学では物理学を学び、卒業後も大学に残り
原発の安全性の研究を続けていた稲本正氏。

しかし次第に安全性に疑問を持つようになり、
シュレディンガーの『生命とは何か』を読んで
「植物がなければ人間は生きられない」ことを悟り、
森に移り住むようになる。

自然の中で仲間たちと起業した
工芸村「オークヴィレッジ」は来年50周年を迎える。

日本の森を巡ったあとは、約10年かけて世界中の森を歩き、
世界の森の素晴らしさと共に、止まらない森林破壊の
現状も伝えてきた。

現在、稲本氏は、森と人との共生の実現のために
里山保全や植林などの環境活動に力をそそぐ。

動物の生命にとり、なくてはならない自然や
森の姿を伝え続ける稲本氏に、
人と森、教育、自然の中の子育てについて語っていただいた。

<ロングインタビュー>
森に生かされて
Evolve with the Forest 「共生進化」

季刊『道』217号
https://www.dou-shuppan.com/dou217-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

定期購読のお申し込みはこちらです。
http://www.dou-shuppan.com/teiki-2/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈8/11 京都〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

6月25日開催の東京体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20230628

まずは、実際に体験してみてください。

●宇城道塾 実践講演会〈京都〉
2023年8月11日(金・祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都 京都府立総合社会福祉会館
参加費: 大人(大学生含む)4000円/学生(高校生まで) 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202308/

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01 8月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈野村哲也 写真家〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  野村哲也 写真家

ミラノへ来た理由、それは
ドゥオモと須田敦子さんを感じるため。

そしてもうひとつのミッションが、
ダビンチの「最後の晩餐」だった。

復元された絵が、一体どれほど
迫ってくるのか感じてみたいと思った。

サンタ・マリア・デッラ・グラツィエ教会内の
壁画「最後の晩餐」は、完全予約制で1クール15分、
最大人数30名と厳格に決められている。

何とか予約を入れ、当日出かけた。

はやる気持ちを押さえ、
入口でバーコードを見せ、一歩一歩。

そして遂に御対面。

ぼんやりとライトアップされた巨大な壁画が。

ダビンチコードの鍵となった
聖なる絵が眼前に現われた。

首を少し上へ向け、12使徒の動きを追う。
キリストとマリアの間のV字や、
ユダの位置関係、そこにダビンチの思惑が
隠されていると言われているが、いかんせんデカイ。

30名の観光客は最前線で食い入るように見ているが、
僕は一番後ろに陣取り、視点をずらして見つめた。

「僕がもしダビンチだったら……」

これは芸術作品の前でいつもイメージすること。

もし自分が作者だったら、遠くから見ても分かるよう、
何かのメッセージを入れるだろう。

そんな風に想っていると、不思議なことに
様々なイメージが降りてきた。

これがダビンチの想いなのか、
降り積もる人々の想念なのか、教会の記憶なのか、
それは分からない。

でも、僕が知りたいこと、教えて欲しかったことは、
しっかりと受け取った。

やはりどれだけ有名なモナリザも最後の晩餐も、
バーチャルでなくリアルで。

他人でなく、本人の細胞で感じること。
その積み重ねこそが、人生の宝となっていく。



<連載>
地球を歩く
「イタリアの旅」

季刊『道』217号
https://www.dou-shuppan.com/dou217-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

☆ 次項もご覧ください。野村さんが登壇されます ☆

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
https://youtu.be/YSyeTC5zxyo

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