30 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈野村哲也 写真家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月30日)

『道』216号 紹介動画
https://youtu.be/-vY2X7zmhgA

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  野村哲也 写真家

周囲の山を自分の足で歩き回ってみた。

どうして誰も教えてくれなかったんだろ?
伊勢神宮を見下ろせる場所があることを。

そこにも磐座があり、
よじ登った先から、望遠レンズで引き寄せると、
伊勢神宮が目と鼻の先になる。

宮域林ではありませんよ。
誰でも許可なく入れる山の中の一角です。

僕の興味はいつも変わらない。

天からこの世を見下ろしたら、
どんな風に見えるのか?

地底からこの世を見上げたら、
どんな光景なのか?

それを知るために、僕は世界151ヵ国を
歩いてきたのだ。

誰かの後を追いかけるなんてつまらない。

折角だったら、新たな地平の先を、
最前線で眺めていたい。

地球は夜中で一度リセットされる。

昼に生きて、夜に死ぬ。
そしてまた朝に生まれる。
一日一生の世界。

だからこそ、早朝の氣は生まれたて、
出来たてほやほやの鮮度がある。

漆黒から登り始め、朝日と共に
聖なる磐座へ上がると、
そこは昨日と別次元だった。

天から降りてくる透明なパイプ
とでも言えばいいのか、
神氣が通る道管の役目を果たしていた。

全身の氣を螺旋状に交わせ、
この場と重なり合う、溶け合う。

すると、森がざわめいた。



*  *

伊勢神宮の深部へと
足を踏み入れた野村さん。

感性を研ぎ澄ませて感じた、
伊勢の旅を届けてくれます。

<連載>
地球を歩く
「伊勢神宮物語(2)」

季刊『道』216号
https://www.dou-shuppan.com/dou216-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

【野村哲也さんご登壇】
未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/
2023年11月23日(木・祝) 東京・一ツ橋ホール

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈8/11 京都〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

6月25日開催の東京体験講習会のレポートです。
写真と動画、参加者の感想から、
当日の熱気が伝わってきます。
https://www.uk-jj.com/single-post/20230628

まずは、実際に体験してみてください。

●宇城道塾 実践講演会〈京都〉
2023年8月11日(金・祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都 京都府立総合社会福祉会館
参加費: 大人(大学生含む)4000円/学生(高校生まで) 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202308/

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日本人の真の強さとその心の復活を願って発信する季刊誌です。
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28 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈宇城憲治・榎本麻子 『宇城空手の真髄と継承(一)』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月28日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の本より ―
◇  宇城憲治・榎本麻子 『宇城空手の真髄と継承(一)』

【宇城】
地球上のあらゆる生き物は、
太陽がなければ死んでしまう。

だから太陽の存在というのは理屈抜きに絶対なもの。

そのなかで植物は光合成によって
CO2をO2に変えて栄養を得ているだけではなく、

共生、すなわち助け合いがあって
成長していることが最近分かってきた。

しかし人間の場合は、
植物のように大自然の下、すべては共生して
生きていけるということを感じる力がないわけだ。

人間も本来そういう仕組みに
なっているはずなのだけど、そうなっていない。

そうなっていないところに
何か大きな問題があるわけだ。

全体が見えていない。

自然界では全体の仕組みが
はっきりしているのだが、人間界だけがそうではなく、
部分化されている。

全体という観点に立とうとすれば、
あまりにも大き過ぎるため、私たちは
思考の限度から部分化してものを見るようになり、
それが全体をバラバラにしていった。

そこに大きな問題がある。

部分は競争・対立を生み、
究極は、戦争にいってしまう。

人を蹴落としたり騙したり、
極端に言えばスポーツでの試合や
競争、教育の場における受験勉強も根底は同じ。

ところが自然界はそうなっていない。
お互いにコミュニケーションをとって支え合っている。

地中では菌糸を通して
根っこ同士がつながって助け合う。

地上で葉っぱが虫に食われたら、
その葉っぱがその虫の天敵を呼んで
虫を食べてもらうなど、お互いが助け合っている。

人間は今そうなっていない。

――― 「第一章 宇城空手の術と哲学で生き抜く」
創心館館長 宇城憲治、師範 榎本麻子 座談録

*  *

宇城憲治氏の新刊が発売となりました。

進化・深化し続ける創心館館長 宇城憲治氏と、
氏に4歳から学ぶ創心館師範 榎本麻子氏が、
創心館宇城空手を学ぶ塾生のために
「ゼロ化体得への道筋」を著わした本です。

妥協を許さない両者の生きざまは、自身の成長と
子どもたちの未来を「守る」という観点から、
宇城空手を学んでいない人にも、まさに
人生の指南書となり、大いに参考となることでしょう。

宇城空手の真髄と継承(一)
共に未来へ ― 親愛なる塾生たちへ ―
https://www.dou-shuppan.com/books/shinzui01/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈8/11 京都〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

5月21日開催の大阪体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20230524

まずは、実際に体験してみてください。

●宇城道塾 実践講演会〈京都〉
2023年8月11日(金・祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都 京都府立総合社会福祉会館
参加費: 大人(大学生含む)4000円/学生(高校生まで) 2000円

詳細・お申し込み
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27 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月27日)

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】小川三夫 宮大工棟梁
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【小川】
うちでは弟子たちにとにかく
「刃物を砥げ」と言う。

「刃物」と言ってもそれはノミ。
まずは真っすぐに砥がせる。

そうすると刃が蛤のようになっていないから、
真っすぐ木に叩き込むと抜けなくなるんだ。
ぴしゃっと入っちゃうから。

【宇城】
そこに余裕がまったくないからですね。

【小川】
そう。
すると初心者は「抜けない、抜けない」って(笑)。

だからちょっとこう(丸く)なっていないとあかんのや。
しかしそういうふうに砥げとは言えないから
「まず真っすぐ砥げ」と。

そのうちに「ああ、これじゃあ駄目なんだな」
と気づいて、自分で抜けるように
砥げるようになればいいわけだ。

【宇城】
自ら次の段階に
気づくということですね。

【小川】
使ったから分かるんであって、
砥いでいる時には分からない。

毎日毎日夜遅くまで真っ平に
砥ぐ気になって一生懸命だ。

そりゃあ、真っ平に研いであるのは綺麗だよ。
でもそれではちょっと使いにくい(笑)。

やはり道具でも刀でも、
自分で使って使って、あの形になるのが
一番いいんでしょうな。

平安時代の刀は見事に見えるけど、
突くだけで使ってないと思うんだな。

【宇城】
平安時代の刀は太刀と言って
刀の刃が下向きになるようにして腰に下げて、

江戸時代は逆に刀の刃が上になるように
腰の帯に差しているんですね。

鎌倉時代頃から「太刀」から「刀」になっているんですが、
時代、時代の戦いのあり方で
武器や刀のあり方も変移してきています。

現在から見ても鎌倉時代の刀は
圧倒的に優れているんですね。



*  *

技を伝え人を育てた宮大工・西岡常一棟梁のもとで
法輪寺や薬師寺の再建を担った小川三夫氏。

独立後は鵤工舎での設計施工で130寺社を超える実績を持つ。

氏の著書『棟梁』には、そうした鵤工舎の偉業の礎の
第一歩は集団生活にあり、そのなかで弟子たちが
宮大工としての必要な技と心を身に付けていく様子が綴られている。

まさに教育者や現代の若者たちの生き方バイブルだ。

『棟梁』には人間としての心得と生き様が
随所に書かれており、対談ではその要所要所を
宇城氏が取り上げる形で、具体的に語り合っていただいた。

<巻頭対談>
限りなく湧く知恵
木を活かし、人を育てる

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◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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安藤誠さん、佐々木隆さん

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宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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26 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

太平洋戦争のことで中国人がなぜ
あのように歴史を引っ張り出して言うのか
日本の国民はわからない。

日本軍がたくさん入って、あれだけの
民衆、農村の人たちをいじめた。
それを恨んでいるんです。

それは日本人だけが悪いんじゃない、
日本にどこかの軍隊が入ってみなさい、
おそらくひどい目にあってたまったものじゃない。

目が覚めると思う。

どこの国でも、兵隊(軍隊)というのは
そういうものなんです。

今回の(福地山の)電車の事故も、
弓と同じだ。

運転手が3回も失敗をしていながら、
試験を通っているからといって、そのまま放っておいて
運転させて大事故を引きおこした。

弓の下手なやつが錬士をとっちゃったようなものだ。

日本人は形式主義者なんだ。
実力があっても資格がなきゃだめでしょ。
僕は試験制度は大嫌いです。

もっと普段のことを、その人が積み上げたものを見て、
それを評価しないと。

たとえば初段を取るならそれまでに
普段どういうことをしているか調べて、
その上で審査をするならいいんです。

その時失敗しても普段がよくできていれば、
本来の初段の値打ちがある。

あまり試験だけでレッテルを貼るのは
良くないですね。



――― 池田正一郎 梅路見鸞門人
「中てることにこだわらず、そこを抜け出す境地へ」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/ebook/bunomichi/

amazonでは【紙本】もあります。
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どう出版の 電子書籍
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◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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23 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】 佐々木隆 銀河浴写真家・高校教諭 宇城憲治 UK実践塾代表 〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月23日)

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 季刊『道』より―
◇ 【対談】 佐々木隆 銀河浴写真家・高校教諭
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【佐々木】
私は子どもの頃からずっと星に興味があって
好きだったんですね。
小学生の時、日食を見ては感動したり。

高校の天文部に入ったのがきっかけで、
そこからずっと天体に関してやってきたのですが、
大学で海洋学の勉強をして視野がさらに広がりました。

私は宇宙を知りたくて勉強しました。
生徒に教えてきました。
しかしいくら勉強しても宇宙は把握できない世界です。

とくに近年の疑問が「なぜ我々はここにいるのか」です。
それも知的生命なのです。知性は何のためなのか。

このことをずっと考えてきました。
そしてある時、ふと「それは喜びと関係があるのではないか」
と思ったのです。

争い、憎しみ合うためではない。
絶望のどん底に落ちるためでもない。
喜びというものを味わうためにいるのではないかと。

そうすると、大事なことは命に対する謙虚さなんですよね。
それをもたないと人間というのは本当の喜びを
味わえないんじゃないかなと思ったんです。

やはり自分の心を開いて人と共に生きるということが
大事なのではないかと。

「一緒に生きる」「つながりを築く」
そこには計り知れない喜びがある。

生命がつくるこのエネルギーが、これからの宇宙に
何か大きな役割をもっているのではないかと思えてならないのです。

その気づきのきっかけとなったのが、
53歳の頃に行ったオーストラリアへの旅でした。

当時、星の明かりで影ができるということを雑誌で知り、
ぜひ見てみたいとオーストラリア中央部の
砂漠地帯に出かけていったんです。

そこで眩しいほどの天の川に遭遇しました。

地平線から反対の地平線まで輝く見事な天の川。
これを見た瞬間、心の底から感動を覚えて、
目の前が大きく開ける思いがしたんです。

心をバーンと打たれた。

ものすごくエネルギーが湧いてきて、
嬉しくなって走り回りたくなった。

自分の居場所がわかったのですね。

自分は天の川銀河の中にいるんだ。
大宇宙に生きているんだ!と。

このことにあらためて気づかされた感動の瞬間でした。
そして大きな喜びに包まれたんです。

それまでずっと天文に関わってきましたが、
「自分が宇宙の中で生きている」という実感はなかったんです。

この時以来、私はさらに命に感動するようになり、
より前向きな生き方になった気がします。

命は一回きりですごく短いんだということを
思い知らされたからです。

【宇城】
いいですね。
素晴らしいですね。

佐々木さんの写真を見せていただきながら、
こうして話を聞いているとワクワクしますね。

宇宙からのエネルギーが注ぎ込まれているような気がします。
宇宙の中で生きている── 。

この実感はおそらく
時間という存在に身体が気づいた時だと思うんですね。

私たち人間そのものが
そもそも時間の連鎖で成り立っているんですから。



*  *

今、エネルギーを失いつつある日本に答えがあるとしたら、
未来ある子どもたちを育む教育のあり方を
根本的に見直すこと――

「宇宙と命」をテーマに天体の写真を撮り続け、
大自然に向き合うその情熱を、
教師として惜しみなく子どもたちに注ぐ佐々木隆氏。

人間にある潜在能力「気」の存在に気づかせることで、
その人を根本的に変化させる指導を展開する宇城憲治氏。

自らの命を「今」に燃やすからこそ、
伝えられるものがある。

自身の情熱と生き様で、見事に「学ぶ場」を
「気づく場」に変えているお二人に、
自然への畏怖の念と人間本来の心を取り戻すために、
今私たち大人が、そして教育界が何をすべきかを
語り合っていただいた。

<巻頭対談>
生かされている命
自らの命を「今」に燃やすからこそ

【172号】 2012春
https://www.dou-shop.com/SHOP/dou172.html

※ 次項イベントをご覧ください。
佐々木隆さんが登壇されます!
メッセージ動画もあります。

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◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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23 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈宇城憲治・榎本麻子 『宇城空手の真髄と継承(一)』 〉

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【榎本】
昨日はものすごく晴れていたのですが、
東京へ向かう新幹線から見た朝日が
ものすごくきれいだったのです。

沖縄の友人が毎日海の周りの太陽を
ずっとネットにアップしていて、それを毎日見ているのですが、
確かに景色のいいところの太陽は圧巻です。そして感動します。

新幹線から見える太陽は、だいたい都会の建物と
一緒に見えるのです。
ただただその朝日を見ていて、太陽自身、
どこから見ても魅力的だなと。

太陽の魅力というのは、太陽そのものの
すごさだと感じました。
だから、先生は太陽だなと思いました。

場所はそんなにいいところではなくても
太陽の光やエネルギーは変わらない。
それだけ大きいエネルギーを持っているのだなと。

先生はどこに行っても溶け込む。
だから国内や海外のどんなセミナーや体験塾でも、
来た人が先生に引き込まれていく。

そしてすべてを包み込んでいく。
そんな感じがします。

そういうように先生は本当に
太陽だなと思いながら昨日新幹線に乗っていました。

先生の「やってみせる」という圧巻の魅力で、
自分のこまごまとしたことが全部消えてしまいます。

先生の次元の違う桁違いな技を前に、
自分の理屈や考えで「では、こうするか、ああするか」
と稽古することは、かえって遠回りになる。

「!!!」というその感動に対し、
「あ、自分のこれとは違う、あれとも全然違う!」
というように、

その差を感じていったほうが
真っすぐ先生のほうへ向かっていけます。

だから、先生からもらう圧巻の感動を
忘れてはいけないといつも思います。

大事な太陽の存在を忘れないこと。
それをひと月に一回、先生が稽古してくださることによって、
またさらに感動し、エネルギーをもらう。

そういうひと月に一回の稽古は
すごくいいなと最近思います。

そういう「桁違いの学び」は他のどこにも
ないのではないかと思います。

そこに気づくか気づかないかも自分次第なので、
学ぶほうの力量、すなわち
学ぶ姿勢も磨かれていきます。

――― 「第一章 宇城空手の術と哲学で生き抜く」
創心館館長 宇城憲治、師範 榎本麻子 座談録

*  *

宇城憲治氏の新刊が発売となりました。

進化・深化し続ける創心館館長 宇城憲治氏と、
氏に4歳から学ぶ創心館師範 榎本麻子氏が、
創心館宇城空手を学ぶ塾生のために
「ゼロ化体得への道筋」を著わした本です。

妥協を許さない両者の生きざまは、自身の成長と
子どもたちの未来を「守る」という観点から、
宇城空手を学んでいない人にも、まさに
人生の指南書となり、大いに参考となることでしょう。

宇城空手の真髄と継承(一)
共に未来へ ― 親愛なる塾生たちへ ―
https://www.dou-shuppan.com/books/shinzui01/

◆◇ 参加申込受付中
◇  宇城憲治氏のイベント〈8/11 京都〉

宇城憲治氏による体験講習会・実践講演会。

対象は、自らの潜在力を体験したい! 方々です。
小学生からご参加いただけます。

宇城氏によって引き出される、
子どもたちの自然体の力。

今の常識ではあり得ないことが
目の前で起こります。

5月21日開催の大阪体験講習会の様子です。
【動画あり】
https://www.uk-jj.com/single-post/20230524

まずは、実際に体験してみてください。

●宇城道塾 実践講演会〈京都〉
2023年8月11日(金・祝) 12:30~16:00 (開場12:00)
ハートピア京都 京都府立総合社会福祉会館
参加費: 大人(大学生含む)4000円/学生(高校生まで) 2000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202308/

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21 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月21日)

『命の伝言』紹介動画
https://youtu.be/-HjCs5NdDyw

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 電子『命の伝言』より ―
◇  木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長

(終戦の日から1年以上をかけ、
命の危機を乗り越えて中国大陸から日本へ)

このような長い道のりの末に、
私たち引揚者は日本に辿り着いたのです。

日本に帰ってきてからも
地獄のような日々が待っていましたが、

しかし、私の苦労などというものは、
ほんの端のものだと思っています。

縁あって所沢に住むと、そこに中国帰国者
定着促進センターができました。

私はすぐさま「何かしなくちゃならない」と思って
ボランティアを始め、「友の会」の結成に参加、
次第に事務局として深く関わるようになりました。

「友の会」は25年間活動し、2010年、
解散式をして終わりとしたのです。

その間、中国残留孤児・残留婦人の人たちの
たいへんな苦労をずっと見てきました。


――― 木村孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長
「終戦から始まった戦禍 ― 8月9日ソ連侵攻~引き揚げまで ―」

*  *

戦禍を生き抜かれた方々が語る
戦争の理不尽さ、悲惨さ、命の尊さ。

大切な生かされた命だからこそ、
伝えたい思いがある。

季刊『道』で丁寧に聞き取ってきた
貴重な証言インタビュー集です。

今、このような時だからこそ、
受け取っていただきたいメッセージです。

KindleやKoboなど電子書籍販売サイトで
ご購入いただけます。
amazonでは紙本もあります。

販売サイト・内容紹介ページ
https://www.dou-shuppan.com/ebook/inochi/

どう出版の電子書籍
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◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

本イベント紹介動画
https://youtu.be/YSyeTC5zxyo

季刊『道』の読者と
連載、ご登場者の交流イベント。

一人ひとりがつながること(絆)で
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そのような想いの人たちの交流の場です。

詳細・お申し込みはこちらです。
https://www.dou-shuppan.com/dou-special-event20231123/
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未来を拓く 季刊『道』の連載者と読者の集い
― 子どもたちの未来を守るために、いま私たちができること ―

2023年11月23日(木・祝)
東京・一ツ橋ホール

<登壇者> (敬称略)
宇城憲治/岩井喜代仁/金澤泰子/山元加津子/佐々木隆/野村哲也
工藤清敏/前島由美/安藤誠/野中ともよ/増川いづみ
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20 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈安藤誠 ネイチャーガイド・写真家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月20日)

『道』216号 紹介動画
https://youtu.be/-vY2X7zmhgA

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  安藤誠 ネイチャーガイド・写真家

何十年とやり続けていなければ見えない、
感じない世界観もある。

たとえば厳冬の季節の素晴らしさだ。

一般の人やちょっと旅行で経験したくらいの人には
理解できないような美しい荘厳な世界。

それは中途半端を
受け付けない寒さでもある。

しかしその厳しい寒さゆえに
輝く命や風景がある。

マイナス15度を超えてくる世界。

冬の間はタンチョウたちは
外気よりも温かい5度前後の川の中で
厳しい寒さの夜に耐え、朝を迎える。

朝日の差す頃にびっしりと付いた樹氷と、
川から立ち上る靄が
オレンジやピンク色に染まる。



*  *

マイナス15度でしか
対面できない風景。

にもかかわらず
安藤さんが捉えた一瞬は、
ほっこりとあたたかみを
感じます。

全文と写真を、ぜひ本誌で。

<連載>
日常の奇跡
「厳冬を惜しむ」

季刊『道』216号
https://www.dou-shuppan.com/dou216-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

※ 次項イベントをご覧ください。
安藤誠さんが登壇されます!

◆◇ ご案内 季刊『道』交流イベント
◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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野村哲也さん、前島由美さん、山元加津子さん
安藤誠さん、佐々木隆さん

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19 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2023年6月19日)

本書 紹介動画
https://youtu.be/BRvxOWwUMpg

◆◇ 今、届けたい言葉 ― どう出版の電子書籍より ―
◇  16人の武道家会見集 『人間をつくる 武の道、武の心』

インターハイに出る選手に選ばれないと、
もう弓をやりたくないという生徒がいる。

自分はインターハイに出ることを人生の思い出として
残すためにやっているんだと言うんです。

しかし私は、「選手にならなくて、ああ、よかったと思え」
と言います。
そして「正しきを求めて3年間やりなさい」と。

3年になると試験勉強があるから
クラブ活動は停止だとも言いますが、そうではない、
頭を冷やすために弓をやるんだと。

頭を空っぽにして、無心になってやれ、と。

それから高校を卒業するまでに
必らず二段になれと言います。

就職の面接で、「クラブ活動で弓をやらせてもらって
二段もらっています」と言えばパスだよ、だからやれと。

卒業間際の審査で、インターハイの選手のうちで
二段になれない人もいます。

あれだけの選手生活を送ったんだから、
なんとかお情けで二段になんて言うけど、「だめだ」と。

選手でなくて、まじめに時間を上手に稽古した生徒は
立派に合格しています。

動作を厳しく言われるから社会に出てもいいんです。
選手をやった生徒は時間内に矢数ばかりかけるから、
立ち居振る舞いがあまり良くない。

それは本当の弓の道じゃない。
どうしても中てっこ弓では基本がうまくいっていないんです。

今、国際弓道連盟設立の話が出ているのですが、
よほど慎重にやらないといけない。
多数決ですからね。

日本は弓道人口が多いんだし、理事が十名だとしたら
各国一人じゃなくて、六人は日本人にしなければならない。

そうでないと柔道と同じになってしまいます。



――― 大沢万治 弓道範士
「阿波研造範士の教え 正しきを求めて」

*  *

大正、昭和の厳しい時代に武道修行を積まれてきた、
剣道、弓道、なぎなた界の師範方に、

自らの修行の様子、武道のあり方、指導者としての心得など、
じっくりお話しいただきました。

今求められる社会のリーダーとは。人間をつくるとは。
そのあり方のヒントにつながるインタビュー集です。

本書は電子書籍です。
Kindle、Koboなど電子ブックストアで購入いただけます。

詳細はこちらです。
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amazonでは【紙本】もあります。
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◇  2023年11月23(木・祝) 一ツ橋ホール

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16 6月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈菊野昌宏 独立時計師〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  菊野昌宏 独立時計師

時計を作りたいと思って学校へ入ったものの、
教えてくれる先生はいなかったですし、
学べば学ぶほど難しいぞと思いました。

スイスとの環境の違いもありますが、
作るとなると修理とはまたちょっと違う
ノウハウが必要なのです。

雑誌で見た独立時計師の人も、
結構お年を召していました。

ですからまずイメージとしては修理師として働いて、
経験を経て独立時計師になるというものだったので、
自分が作れるようになるのは
まだだいぶ先のことかなと思っていました。

ただ作りたい気持ちはずっとありました。

学校は3年間だったのですが、就職先で迷っている時に、
僕の「作りたい」思いを知っている先生が、

「学校の研究生制度を利用して1年間、
学校に残ってやってみたら」と言ってくれたのです。

ちょうどその頃、田中久重の番組を見たのです。

(久重の万年時計の技術の解明のために行なわれた
解体プロジェクトドキュメンタリーでしたよね)

はい。
江戸時代にそんな精巧な時計を、しかも
手作業で作る人がいたことを知り驚きました。

やすりで歯車を削って作っていたという。

それまで歯車は専用の機械で作らないと
駄目だと思っていたし、実際に時計の工場を
見学した時には、最新鋭の機械を使っていましたから、

そういう専門の道具がないと作れない、まして
個人では無理だと自分で決めつけていたところがあったのです。

ところが当然そんな機械など何もない時代に、
実際、久重はすごい時計を作っていた。

それで、今の自分の環境は昔よりはるかに
恵まれているわけで、もしかしたら自分にも
作れるかもしれないと思ったのです。

作りたいけど作れない理由を探していた時に、
当時の職人のパワーを見せつけられた。

それで一人でできないのは嘘だなと思ったんです。

それならば自分もやってみようと、
私の時計作りが始まりました。



*  *

菊野昌宏さんは精巧な機械式腕時計を設計から組み立てまで、
すべて一人で手掛ける独立時計師だ。
その作品は世界でただ一つの腕時計となる。

所属がわずか34名という独立時計師の世界団体AHCIの
日本人初の正会員でもある。

菊野さんは大半の部品を手作業で作り、組み立てる。
その工程がとにかくワクワク楽しくてたまらないと言う。

その作る楽しさや喜びを、使う人に伝え、
共有してもらうことが大切と語る菊野さんに、

この道に入るきっかけとなった江戸時代の発明家・田中久重の
万年時計のことや、自身の時計作りへの思い、
これからの挑戦について語っていただいた。

<ロングインタビュー>
時代を越えて響き合う
茅葺きの魅力を伝え続ける

季刊『道』216号
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