17 6月

能力を封じ込めている扉を自ら開く

何かに行き詰まった時、何かに悩む時、その解決法を自分以外に求めるのも 一つの方法ですが、時に、一番早くて確かな方法を、自分の可能性を信じ、 自分自身が変化していくプロセスの中に見つけることができます。
以下は、『ゼロと無限』からの一節です。

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人間の可能性を信じ、そこに向かっていく事ができれば、自然とものの見方考えも変わっていきます。時間の止まった話題や、賛成、反対という対立の構図をとっている課題など、それらの次元を乗り越えたところに自分をもっていって初めて、真実は見えてくるということです。

本著の実証事例でも示すように「気」という方法で、すなわち「気」というエネルギーによって今の常識では不可能と思われるような事が誰にも可能になるという事実は、私たち人間にはもともとそういう能力が備わっている事を教えています。
ですから「どうしたらできるようになるのですか?」という質問はあり得ないということです。

何故ならすでに、あなたにはその能力が備わっているからです。

それよりも急がねばならないのは、その能力を封じ込めている扉を自ら開くことです。
すなわち扉を閉じている要因でもある今の自分の常識を根底から見つめ直すということです。

その扉を開く手法が伝統文化に見る「事理一致」として継承されている躾や型に残されています。まさにこの不易流行を身につける事こそ、自分にとっての希望ある生き方につながると信じています。

(『ゼロと無限』より)
宇城憲治著『ゼロと無限 ― 今の常識を超えた所にある未来 ― 』
https://www.dou-shuppan.com/u_zero/

7/31 『稽古照今』出版記念 気の実証・講演会〈東京〉
https://www.dou-shuppan.com/books/keiko/

8/22 実践講演会〈京都〉
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202108/

宇城憲治の生き様に学ぶ【宇城道塾】
https://www.dou-shuppan.com/dou/

★動画 宇城憲治の生き様 「44歳 居合演武」
https://youtu.be/R_On2WOAzmw