29 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈山元加津子 作家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2021年11月29日)

『道』210号 紹介動画
https://youtu.be/6L1iq7v3jiI

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  山元加津子 作家

夏の頃には、青い柿が
いくつも落ちているのを
見ることがあります。

風が吹いたわけではなくて、
でもいくつも落ちているのです。

その様子を見ると、他の柿を大きくしようと
その前に青い状態で柿が落ちたり、
柿の木自身を守るために、落ちているのかなと思います。

調べると、その様子は
生理落果と言うのだそうです。

それでは、誰が、落ちる柿の実、
落ちないで赤くなるまで大きくなる柿の実を
決めるのでしょうか?

私はいつも、そんな時に、みんなでひとつの命を
生きているんだなあと思うのです。

きっとみんな、心の深いところで相談し合って、
相談しているとは気がつかないかもしれないけれど、

自分が青いままで落ちることで、
大きな命を支えているのかなと思うのです。



*  *

「みんなでひとつの命を生きている」と
思いをめぐらす山元さんは、

かつて講演会で質問を投げかけてくれた
小学校の男の子とのやりとりを思い出し、
紹介してくれます。

大切なことは始めから
私たちはちゃんと分かっている。

そのことを改めて教えてくれます。

<連載>
ありのままの私たち
「みんな、大切な命」

季刊『道』210号
https://www.dou-shuppan.com/dou210-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ どう出版のイベント案内
◇  岩井喜代仁 講演会「子供たちを薬物から守るために」

自らの問題に日々向き合い生き方を変えていくことで
薬物依存からの回復を図るダルクの実践論。

それは、すべての人にとっての
進歩・成長のプロセスでもあります。

自分自身の変化と成長を願う方に、
岩井氏の“生き様”に触れてほしいと願っています。

■岩井喜代仁 講演会「子供たちを薬物から守るために」
2021年12月5日(日)9:15~11:30(開場 9:00)
ハートピア京都
参加費:3,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/202112iwai/

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26 11月

『道』210号 船橋康貴さん連載 「自然の叡智に学び、ゆだねる生き方」

◆一般社団法人ハニーファーム代表 船橋康貴
連載『ミツバチが教えてくれること』

「自然の叡智に学び、ゆだねる生き方」

ハニーさんは今、山梨県の清里を拠点に活動されていて、時折、朝の散歩で撮った素敵な森林での写真や、夕方の美しい山々の風景などを送ってくださいます。

今回は、アスファルトでひっくりかえって、起き上がれなくなっていたセミをハニーさんが助けたところ、そのセミがハニーさんの足を登ってきた時の動画でした。なんとハニーさんの足にとまって、元気よく鳴いています。
「ハニーさんにありがとう!」と言っているかのようです。しかも、そのセミが止まったところは、ハニーさんがつらいと思っていた場所であったそうです。

ハニーさんは、ミツバチと同じように昆虫たちがそうやって私たちを癒してくれる存在であることを教えてくれます。自然のなかに溶け込んでいるからこそ、一体となって感じることができる。
そんなハニーさんが伝える自然のやさしさが、毎号嬉しい連載です。
 
季刊『道』210号
 
 
道210号 船橋康貴

26 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈工藤清敏 健康回復学研究所所長〉

┌┐
└◆ どう出版メルマガ  (2021年11月26日)

『道』210号 紹介動画
https://youtu.be/6L1iq7v3jiI

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  工藤清敏 健康回復学研究所所長

◎ 塩とは何か

塩は元素の集合体です。
化学で習ったあの100種類の元素。

いい塩には30~80種類の
元素が含まれています。

地球の生命の材料です。

人間の臓器も血液も骨も細胞も
常在菌もその元素でできています。

医師はその生命の材料を
減らしなさいと言いますが、

実は現代医療では緊急時に
塩の主成分である塩化ナトリウム、
すなわち点滴を患者に打っています。

古代から塩は薬でした。
塩は薬であるとともに、
命であり貨幣でもありました。

ソクラテスやプラトンの時代にも
海洋療法、塩療法は治療の基本でした。

日本でも江戸時代には病人は
海辺で治療する、そういう風習がありました。

給料も塩でよかったのです!

サラリーマンのサラは
塩のことです。



*  *

怪我と病気をきっかけに、
ミネラルバランスにすぐれた塩を摂る
大切さを知り実践してきた工藤清敏さん。

長年にわたる塩の研究と実績を土台に、
自然治癒力の要が塩にあることを
全国に伝え歩いています。

減塩が当たり前になっている今、
人と塩の関係から見えてくる、
さまざまな社会の矛盾や課題を見つめていきます。

<連載>
塩から社会を見てみれば
「私たちの身体は海である」

季刊『道』210号
https://www.dou-shuppan.com/dou210-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ どう出版のイベント案内

■岩井喜代仁 講演会「子供たちを薬物から守るために」
2021年12月5日(日)9:15~11:30(開場 9:00)
ハートピア京都
参加費:3,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/202112iwai/

■ 宇城憲治 実践講演会
2022年2月11日(金祝) 12:30~16:00 (開場 12:00)
京都府立総合社会福祉会館 ハートピア京都
参加費:
大人(大学生含む)1人 4,000円
学生(高校生まで)1人 2,000円

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/kk202202/

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25 11月

『道』210号 安藤誠さん連載 「双頭」

◆写真家・ネイチャーガイド 安藤誠
連載『日常の奇跡』

「双頭」

「双頭」とは、争い合ったオスシカの角が絡まり、そのまま絶命した相手を一方が首ごと引きちぎった結果、その頭蓋骨を角にからめたまま生きることになったシカのことです。
今回、安藤さんはその「双頭のシカ」を写真に収めました。

先日、東京町田で行なわれた安藤さんの講演会では、写真だけでなく、その実際の映像も放映されました。まさに、厳しい自然に生きる動物たちの生命力、生き様が伝わってきます。

安藤さんは常に自然界のありのままの姿だけでなく、そこにある目に見えない大事なものを感じ取り、映像や写真に魂を吹き込んでくれます。その一枚を通し、覚悟、生き様、そして私たちが見過ごしている日常の奇跡を、教えてくれます。

季刊『道』210号
 
 
道210号 安藤誠

24 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈野村哲也 写真家〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2021年11月24日)

『道』210号 紹介動画
https://youtu.be/6L1iq7v3jiI

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  野村哲也 写真家

やっちまった……。

2月下旬、道東の納沙布岬で
満月と日の出を撮影後、重いカメラザック、
手提げ、そしてコーヒーを持ってホテルの玄関へ。

急斜面の道路に体重をかけた瞬間、
ずるりと滑り、コーヒーごと宙に舞った。

倒れた体を起こそうとすると、
足が変なほうへ曲がっている。
おそるおそる足を動かすと、全身に強い激痛が走った。

やっちまった……。

根室市民病院に駆け込みレントゲンを撮ると、
左足の脛骨の末端が複数個所、
腓骨の上端一ヵ所が折れる複雑螺旋骨折だった。

シーネ固定(ギブスのようなもの)をして、
松葉杖で何とか中標津空港へ、
千歳経由で羽田空港へ戻った。

3日後、全身麻酔をして手術、
凄腕の先生たちのお陰で、何とか成功。

生まれて初めての入院生活が始まった。

入院をしていると、
普段見ることのない人たちと
接するので、新鮮な学びがある。

医師や看護師、そこに関わる人たちは
勿論だけれど、同じ階にとんでもない
おじいちゃんがいた。

勝手にオーイ・ジジイと名付ける。

入院した初日から、その力はいかんなく
発揮されるが、とにかくナースコールを
押すことはない。

基本、「オーイ」「オーイ」とよく通る声で
看護師を呼びつける。

「どうしました」と顔を出せば、

「夕飯まだだよー」
「まだです。あと2時間もありますからね」

看護師が帰ると、すぐにまた
「オーイ」の連呼が始まる。

最初は通っていたナースたちも、
オーイ10回くらいに1度行くように。

それが更に無視されるとオーイ15回目からは
言葉が「痛いよー、痛いよー」に変わる。

何度かパターンを確かめたので
間違いない。



*  *

地球を遊びきるために
生まれてきた、と言い切る野村さん。

どんな状況に置かれても、
楽しみを見つける天才です。

オーイ・ジジイの観察記録は
おかしいながらも、気づきと学びがあります。

<連載>

地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~
「初めての入院生活」

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22 11月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈船橋康貴 ハニーファーム代表〉

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『道』210号 紹介動画
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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇  船橋康貴 ハニーファーム代表

この夏、体調を少し崩したのですが、
改めて分かったことは、自然は完璧で
いつも僕たちを応援してくれているということです。

身体を整えるためには、自然の理や叡智を
どれだけ取り込めるかがすごく大事で、
今回僕はいろいろなご縁があって
それがうまく出来、回復できました。

人間は肉体と心と魂が一つです。
たとえば肉体を乗り物、車だとすると、
乱暴に扱えば壊れるし、ポンコツであれば
目的地まで行かれない。

自分(肉体)を大切にしない限り、
何も始められないんですね。

皆、いつも何かに追われて忘れがちですが、
そこが根本です。

夏の間にコンクリートやアスファルトで
ひっくり返って起きられなくなった昆虫を
たくさん救出しました。

セミは300匹以上、他の生きものも
同じくらい救出したと思います。

昆虫を見ていると神様による
「昆虫デザイン事務所」があるのではないか、
よくできているなと感心します。

しかし、神様昆虫デザイン事務所が
セミやカブトムシ、クワガタを設計する時に、
アスファルトやコンクリートは想定していなかった。

まさか大地がこれらで覆われるとは
思っていなかったんですね。

自然の中では昆虫は、ひっくり返っても
身体をちょっと動かせば木や草に
手足を引っかけて起きられますが、

コンクリートの上では身体を戻すことができず
身動きがとれなくなって干乾びてしまう。

とても不自然です。

僕らの暮らしも、アスファルトや
コンクリートに囲まれて、そうなって
いないかということです。



*  *

森の生きものたちが教えてくれる
私たち本来の「生き方」

ハニーさんが読み解き、伝えてくれます。

<連載>
ハニーさんの、ミツバチが教えてくれること
「自然の叡智に学び、ゆだねる生き方」

季刊『道』210号
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ハートピア京都
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■ 宇城憲治 実践講演会
2022年2月11日(金祝) 12:30~16:00 (開場 12:00)
京都府立総合社会福祉会館 ハートピア京都
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21 11月

『道』210号 前島由美さん連載 「お母さんの心の安定を図り、子どもが安心できる家庭をつくる」

◆ゆめの森こども園代表 前島由美
連載『愛の関わりと連携で、輝きを取り戻す子どもたち』

「お母さんの心の安定を図り、子どもが安心できる家庭をつくる」

療育支援施設「ゆめの森こども園」で、生き辛さを抱えている子どもたちに向き合う前島由美さん。
愛情いっぱいの関わりと、親御さんや学校・地域との丁寧な連携によって、本来の輝きを取り戻していく子どもたちの実例を紹介していきます。

今回は、子どもの悩みを解消するために行なった、お母さんへの関わりを紹介しています。
長年服薬してきた向精神薬で苦しんでいたお母さんの「変わりたい」思いに寄り添い、環境を変える手助けをすることで、状況が好転していく様子を紹介いただいています。

季刊『道』210号

道210号 前島由美

20 11月

『道』210号 野村哲也さん連載 「初めての入院生活」

◆写真家 野村哲也
連載『地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~』

「初めての入院生活」

今回の野村さんの連載は、異色のエッセイでした。

2月に撮影中に転んで足を複雑骨折をした野村さんが、しばらく余儀なくされた入院生活を題材にエッセイを書いています。
舞台はいつもの自然ではなく病院ですが、写真家としての野村さんの興味や視点が遺憾なく発揮されていて、同じ入院患者である、あるおじいさんにフォーカスしたお話は、まさに抱腹絶倒!

どんな時も、落ち込んだり投げやりになったりせず、現状を受け止めてエネルギーにしている野村さんの素敵な生き方が垣間見れる、笑いの中にも学び多き今号です。

季刊『道』210号

19 11月

『道』210号 宇城憲治氏の連載「人間に内在する真の力」

◆UK実践塾代表  宇城憲治
連載『気づく気づかせる』

「人間に内在する真の力」

宇城氏によると、人間には三つの力があると言います。
一つが今私たちが常識としている筋力の力、
二つ目は、火事場の馬鹿力に代表されるような必死な時に出る力、
そして最後は、気による力です。

今回の連載では、この三つの力の本質を分かりやすく実証事例とともに解説しています。

私たち人間には眠っている潜在力があり、その潜在力は今さまざまな常識によって蓋をされている状況にあること、そのことへの理解が深まれば、本来の力を取り戻すきっかけを得ることができると宇城氏は言います。この三つの力のあり方から見えてくる事象は、未来へ向けての一つの指針となることでしょう。

季刊『道』210号

道210号 宇城憲治