10 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈鮎川沙代 不動産会社代表〉

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└◆ どう出版メルマガ  (2021年9月10日)

『道』209号 紹介動画
https://youtu.be/alCmjvyiemU

◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 鮎川沙代 不動産会社代表

「雇用を作ろう!」と上京した鮎川さん。
まずは住居を確保しようと飛び込んだ不動産屋で、

「知らない」というだけで
不当な扱いを受けてしまいます。

*  *

・・・しかもフリーレントキャンペーンで、
1ヵ月分の前家賃がいらないというので、
「じゃあ、それにします」と決めたのに、

契約日の前日に電話がかかってきて
「フリーレント1ヵ月ではなく、1日でした。
僕が立て替えたので、明日、現金を持ってきてください」と。

これもあとで調べたのですが、
彼が懐に入れていたのです。

でも当時の私は、すでに2ヵ月間も
ネットカフェで過ごしていたし、戦うよりも
「ああもう契約しちゃえ!」という気持ちだった。

そしてそこに住み、今度はバイトをして
当座の生活費を稼ぎながら、
「自分の主軸になる経営は何にしようか」
と考えたのです。

私が経営するとなったら、
ちゃんと稼がなきゃいけないけれど、

お金目的では自分は頑張らないから、
人のためになることをやって、結果
お金が稼げるというのが合っていると思ったのです。

そしてまず分かりやすくて大きい市場の
「衣食住」のどれかにしようと考え、
消去法で「住居」にしました。

自分の大変だった引越しのことを
思い出したからです。

私の場合、自分を弱者だとは
思っていませんでしたが、
無知ゆえに困ったわけですね。

私は田舎が九州なのですが、
進学なり就職なりで東京に出て来る人たちは、
きっと私と一緒で、ああいう不動産屋さんに
出会うのだろうなと思ったのです。

私は不動産仲介というのは、サービス業だと
思っているのですが、
絶対にリピーターができない
接客をしているなって思いました。

彼らは「最初の1回で最大限稼ぎたい。
2年後3年後に戻って来なくてもいい」
と思っているので、
そういうことをするのです。

でも人は、長くても5年10年、
短い人では1年か2年で引っ越すじゃないですか。

(そうですね。そうすると
「またあの人にお願いしよう」と思いますよね)

はい。
信頼があれば、そう思いますよね。

でも彼らは目先で稼ぐほうが得だと思っているから、
お客さんが2年後3年後に来てくれるという発想はない。

だから私はリピートされる不動産仲介を作れば
生き残れると思ったのです。・・・・

*  *

<ロングインタビュー>
絆を生む新しい不動産業に向かって
「人のために」が力になる

季刊『道』209号
https://www.dou-shuppan.com/dou209-lp/
☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ 季刊『道』へ
◇ 感想をいただきました

鮎川沙代さんインタビューへの
感想です。
一部抜粋してご紹介いたします。

■不動産業界の仕組みを、そういうものだと
無批判に受け入れるのではなく、疑問を持ちながら
常にユーザーの視点に立って行動、実践していらしたことが
紙面から伝わってきました。

私はラッキーだったから「自分はラッキーだな」と思う人を
増やしていくお手伝いをしていきたい、という締めの言葉も
とても前向きで素敵です。

私自身もこれからどうやって人の役に立っていけるのか、
試行錯誤しながら自分の道を見つけていきたいです。
(東京 不動産業 30代 男性)

■ノビシロハウスの仕組みを読み、
「こんな発想があったのか・・」と感嘆しました。
高齢者の方達と、ソーシャルワーカーとの日常での関り、
そして月一のお茶会をしている画が頭に浮かび、
想像できました。

仕組みを考えることも大変ですが、実行に移すことは
相当なエネルギーを要すると思います。
実行に移し、実現させるエネルギーの根源は、
鮎川さんの「困っている人の為に、何かをやって喜ばれたら、
それが力になんるんです」という言葉にあるのですね。

分野は違えども、多くの読者が自分の道に活かすことができ、
元気をもらえるとても素敵なインタビューであると感じます。
(福岡 男性)

全文、この他の感想を
こちらでお読みいただけます。
https://www.dou-shuppan.com/kansou/dou209/

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09 9月

『道』209号 岩井喜代仁さん連載 「都市部らしい施設を目指す 川崎ダルク」

茨城ダルク代表 岩井喜代仁
連載『今日一日を生きる』

「都市部らしい施設を目指す 川崎ダルク」

薬物依存者が社会復帰を目指すリハビリ施設として、薬物依存回復の確立した方法論を持つダルク。
自ら薬物依存症の道を歩みながら、今は仲間の回復のために茨城ダルク代表を務め、各施設責任者を育てる岩井喜代仁さん。

仲間に励まされ、支えられ、許され、受け止められながら、施設長として独り立ちしていく姿は毎回感動です。
ともに苦しむ仲間の絆があるからこそ、人は前に進むことができるのだと教えてくれます。

季刊『道』209号

07 9月

『道』209号 金澤泰子さん連載「香り、風、音 ―― すべての行方を知りたい翔子」

書家 金澤泰子
連載『きょうも、いい日』

「香り、風、音 ―― すべての行方を知りたい翔子」

ダウン症の娘で書家である翔子さんの日々の様子や、母の愛情あるまなざしで綴るエッセイ。
このシリーズでは、翔子さんがお母さまの元を離れて一人暮らしを始め、慣れないながらも少しずつ自立していく様子や、
自ら地域の人たちに溶け込んでいく様子が綴られています。

お母さまの心配をよそに、一人で暮らすという大きな壁をなんなく乗り越えて、力強く、また自分らしく、そして楽しく生きる翔子さんの自然体の姿が生き生きと描かれています。

誰が読んでもポッと心があったかくなる素敵なエッセイ。
毎回掲載される翔子さんの書も本当に素敵です。

一人暮らしを始める前までの翔子さんの様子は、
『あふれる愛 ― 翔子の美しき心 ―』につづられています。
是非こちらも読んでいただきたいです。

『あふれる愛』
季刊『道』209号]

道209号 金澤泰子

06 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈安藤誠 写真家・ネイチャーガイド〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新『道』より―
◇  安藤誠 写真家・ネイチャーガイド

ハシボソミズナギドリは
我々に真の苦難を乗り越えて
命を繋いでいく勇気を見せてくれる。

それは希望の光だと思う。

自然の営みの素晴らしさは、
日常の奇跡として、こんな鳥の世界にも存在し
尊く輝いている。

偉大なる旅をする彼らの存在と
命の躍動を感じてもらえたら嬉しい。



季刊『道』の裏表紙を飾ってくださる
安藤氏の連載。

今回の主人公は、
渡り鳥の中でもっとも長距離を移動する
ハシボソミズナギドリ。

海上を埋め尽くす鳥たちの命を
写真エッセイで感じてください。

<連載>
日常の奇跡
「ハシボソミズナギドリの偉大なる旅」

季刊『道』209号
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☆ 内容の一部をお読みいただけます。

◆◇ どう出版のイベント
◇  安藤誠 講演会「日常の奇跡」

2021年11月3日(水祝)13:30~16:30(開場 13:10)
町田市文化交流センター(5F けやき)
参加費:3,000円

※会場参加・オンライン参加をお選びいただけます。

詳細・お申し込み
https://www.dou-shuppan.com/event/211103_ando/

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05 9月

『道』209号 山元加津子さん連載「図書館は『勇気をくれる場所』」

作家 山元加津子
連載『ありのままの私たち』

「図書館は『勇気をくれる場所』」

今回は図書館の館長さんのお話を書いてくださいました。
以前かっこちゃんのクラスにいた青年が毎日図書館に通っていたのだけど、ある日、突然泣き出して「だめでーす」と言うと。
聞くと、新聞の番号が昨日と今日とでひとつ飛んでいたのだと。
新聞社に問い合わせると本当にひとつ飛んでいて、だけれどもそんな問い合わせは他にひとつもなかった・・・。
青年にとっていつもと同じであることがどれだけ心の安定になっていたかというお話。

そんな青年が大切にしていることを、かっこちゃんも、図書館の人も大切に温かく見守っている。そんな何気ない、でも本当に心あたたまるエピソードが綴られています。

季刊『道』209号
 
   
道209号 山元加津子

 

 

04 9月

『道』209号 野村哲也さん連載「北のカムイ(神々)たち」

写真家 野村哲也
連載『地球を歩く ~知られざる絶景を求めて~』

「北のカムイ(神々)たち」

野村さんのfacebookを見ている人はご存じだと思いますが、野村さんは今年3月に撮影中に足を滑らせ左足を複雑骨折し、入院、手術を経て、ずっとリハビリを続けておられるのですが、
松葉杖となってもその興味、行動力は全く衰えることなく、様々な場所に行っては、訪れた場所の絶景や文化・歴史、動物たちの知られざる素顔などを伝え続けてくれています。

常に全身で感じ、全身で感動を伝えるスタイルが原点にあるからこその、毎回はちきれんばかりの迫力ある写真とエッセイ。
さらに文章には持ち前のおおらかさとユーモアが散りばめられていて、気づけば野村さんの世界にぐいぐい引き込まれてしまいます。
野村さんのエッセイは、動かずして一瞬にして異次元に連れていかれるような、そんな心地よい錯覚を与えてくれます。
自分の足で世界に飛び出し旅するからこそ伝えられる野村さんの世界を、是非たくさんの方に知っていただきたいです。

季刊『道』209号

道209号 野村哲也

03 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈工藤清敏 健康回復学研究所所長/一般財団法人 自然医学財団〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新『道』より―
◇  工藤清敏 健康回復学研究所所長/一般財団法人 自然医学財団

(野菜や果物にもミネラルはありますよね)

野菜と果物だけ食べていれば
元気になると考える人がいますが、
確かにそれなりに元気にはなるのですが、

野菜とか果物の成分はカリウムが一番多く、
陸上のミネラルには塩化ナトリウムが
ほとんどないのです。

陸上のミネラルはその生命によって
それぞれ何十種類ものミネラルがありますが、
実はパーフェクトではない。

ところが海水は塩化ナトリウムを中心とした
地球上のすべてのミネラルの複合体で、
パーフェクトなミネラル状態なんです。

人間は起源として海からきたので、
海から陸上にやってきた生命体は、
身体の中に「海」を持つことで生きられるのです。

その濃度が、塩化ナトリウム濃度
0・9パーセントなんです。

僕らの身体にはたくさんの細胞や菌がいて、
学問的には400兆くらいの生命体の
複合体なんです。

彼らが僕らの身体の中で
泳いで仕事をしている。

海は温度差が少ないのです。
海で生きるのと陸上で生きるのとでは
環境の厳しさに違いがあって、

陸上で生きる人間は温度差がマイナス何十度から
プラス40~50度の世界でも適応して生きられる
システムを作ったわけです。

体温は36・5~37度と他の動物より低いですが、
恒常性を保ちながら生きていける秘密は、
人間が海水を変換させて作った手づくりの塩です。

そういう塩に人間に欠かせない微量ミネラルが
一番残るのです。



私たちの身の回りにある生活習慣病や、
塩分制限が必要とされる病気においても、
ミネラルバランスがすぐれたいい塩であれば、
増塩することで、身体から老廃物を排除し免疫力を高め、
元気になっていきます。

工藤清敏さんは、長年にわたる塩の研究と実績を土台に、
自然治癒力の要が塩にあることを全国に伝え歩いています。

減塩の背景にあるもの、塩と人間の歴史、塩に対する
自らの信念などを語ってもらいました。

<ロングインタビュー>
自然治癒力を引き出す
塩の真実を伝えたい

季刊『道』209号
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02 9月

『道』209号 船橋康貴さん連載「いのちたちが時代の変化を教えている」

一般社団法人ハニーファーム代表 船橋康貴
連載『ミツバチが教えてくれること』

「いのちたちが時代の変化を教えている」

今、世界中で激減するミツバチを守るために活動するハニーさん。
ミツバチがいなくなれば、私たちはこの地球に生きていけない。
ミツバチだけでなく、たくさんの自然界の命が、危機を感じて時代が変わりつつあることを教えてくれているのだと言います。

花の感じが変わって密が採りづらくなり、ミツバチは全体的に調子が悪いのだと。
そんな苦しい環境に彼らを追い込んだ調本人の人間たち。

しかしそばにいけばミツバチたちは全力で目の前の人たちを癒そうとすると言います。

そんな話を聞くと涙が出ます。
ミツバチさん、ごめんなさい。

私たちが知らないミツバチの世界。何が今地球に起こっているか、すべてをつなげて考える姿勢が
求められていると思います。

ハニーさんはミツバチ目線で考え、話ができる人。
ミツバチが伝えようとしていることを謙虚に耳を傾けなければならないと思います。
ハニーさんの二冊の本も是非読んでみてください。

季刊『道』209号

ハニーさんの自伝エッセイ
ねえねえ、ミツバチさん仲良く一緒にどこ行こう

ハニーさんの
ミツバチ目線の生き方提案

道209号 船橋康貴

01 9月

【どう出版 メルマガ】 今、届けたい言葉 〈【対談】天外伺朗 元ソニー上席常務 宇城憲治 UK実践塾代表〉

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◆◇ 今、届けたい言葉 ― 最新号『道』より―
◇ 【対談】天外伺朗 元ソニー上席常務
◆      宇城憲治 UK実践塾代表

【宇城】
天外さんはSONY時代、世界最先端の技術者として
AIBOやCDをはじめいろいろなものを
開発された人ですが、

現在、その時期とは全く異なる世界、境地に
至られたというのはものすごく興味があるのですが。

【天外】
そういうのが全部分かってきたものだから
この「祈り」というのが分かってきたのです。

学問というものは限界がある。
学問の方法論そのものが
無分別智には行くことができないわけです。

ですから論理的に分析し解析してという
方法論そのものが分別知の方法論なので、
それを解明しようとは思わないほうがいい。

不思議なことは不思議だという事で、
「これは不思議ですねー」で止めておけばいい。

【宇城】
そうですね。
「不思議ですねー」で止めればいいのに、
止められない自分との戦いをやっていますが(笑)。

定量的なデータを採ろうと思うと
分別でしかないですものね。

【天外】
おまけに気そのものが測定できていないでしょう。
ですから何をやっても何を言っても無駄なのですよ。

【宇城】
そうなんです。
それで実際に「やってみせる」という形で
やっているわけですが。

【天外】
いろいろ不思議なことがありますよね。
でも科学で解き明かせるのはここまでですよと。

解き明かしたことが膨らんでいって
いろいろ分かってきた。

でもいろいろ分かってくるとその円周が広がりますね。
その円周は分からないこととの境界なわけです。

その分からないことがもっと増えるわけです。
つまり分かれば分かるほど、分からないことが増える。

それが学問では解き明かせないことに近づいています。
学問で解き明かせることには本当に限界がある。・・・・

*  *

42年間ソニーに勤務し、コンパクトディスクや
犬型ロボットAIBOなど画期的な製品の
開発者として知られる天外伺朗氏は、

ソニー在籍時から自身が体験した
「燃える集団」現象について、
心理学者チクセントミハイの「フロー理論」で
読み解き発信、著作も多数あります。

退職後はそれまでの瞑想、断食をはじめ、様々な
科学では説明がつかない実体験から、あらゆることが
融合する「無分別智」のあり方を提唱。

医療や教育分野での改革に携わるとともに、
経営者を対象とした「天外塾」で経営改革にも取り組んでいます。

現在は、インディアン長老として託された
「祈りの旅」の役割も務めるという天外氏に、
その幅広いご経験を語っていただきました。

<巻頭対談>
不思議なことは不思議なままで
科学を超えて叡智の世界へ

季刊『道』209号
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