日本図書館協会 選定図書に 『未来へつなぐ ものづくりの心』
このたび、黒木国昭著 『未来へつなぐ ものづくりの心』が日本図書館協会 選定図書に選ばれました。
日本の伝統美と、西洋のものであるガラス素材を見事に融合させ、ガラス工芸の聖地ヴェネチアを唸らせた黒木氏の作品と技術。
黒木氏がどのように自分と向き合い、技術を高め、現在の境地を確立してきたか。
千数百度という温度のなかで一瞬で色を着け形づくっていくガラスで、なぜ、このような繊細で迫力ある作品を生み出せるのか。
その生い立ちから、黒木国昭のガラス芸術確立までが語られた本書は、読む人の勇気となり、目標を掲げて進む人への、力強いエールとなるものです。
また黒木氏は、「はじめに」で次のように語っています。
「私の作品に感動してくださる皆さんに、私が作品一つひとつに込めた精神性を読み取りご理解いただくことで、日本人として大切なものは何かを再認識していただきたい。
いつしか、そのような思いが湧き上がってまいりました。
作品を見た感動と、「作家・黒木国昭」がガラスと向き合うなかで何を考えてきたか――。
この二つが世の中を良い方向に変える一助となればと願っております。」
世界が認める作家として、弟子を育てる師匠として、なによりも日本人としての、黒木氏の湧き上がる思いに、間違いなく心を揺さぶられることでしょう。
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