沖縄戦の語り部 山里和枝さんに取材しました
「どうしても笑顔になれないんです。
笑顔になろうと思うと、
目の前で即死した4人の方のことが
浮かぶのです。」
太平洋戦争末期、アメリカ軍上陸にともない、
熾烈な戦闘が繰り広げられた沖縄。
「沖縄戦」を19歳で経験した山里和枝さんは、戦争の悲惨さを若者に伝える語り部として、ご高齢の今も「轟(とどろき)の壕」に足を運びます。
「絶対に捕虜にはなるな」
という風潮のなか、
「絶対に生きるんだぞ。最後は白旗を揚げて、絶対に友軍と行動をともにするな」
という島田叡(あきら)知事の言葉を胸に、誰もが死んでおかしくない状況のなか「生かされた」という思いや、話を聞く学生たちに「今度戦があった場合、絶対に軍に協力するな、逃げなさい!」と必ず伝えるという山里さんの思いを、語っていただきました。
山里さんのインタビューは、次号『道』174号(10月発行)に掲載予定です。
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