18 2月

伊勢神宮を撮る写真家 稲田美織さんに取材しました

季刊『道』編集部では、写真家 稲田美織さんにお話を伺いました。

稲田さんは、20年に1度の式年遷宮が行なわれている伊勢神宮のお祭りをつぶさに撮影し続けている写真家です。

NYの自宅で、9.11同時多発テロのビル崩壊を目の当たりにしたことから、精神的にどん底に突き落とされてしまったのだと言います。そこでもがくうちに、導かれるように世界の聖地をめぐり、たどりついたのが日本の伊勢神宮でした。

多くの争いの元として利用されてしまっている宗教。
数々の世界の聖地を訪れるなかで湧き出た「神様って本当に人間に争うことを望んでいるの?」という疑問をもって旅を続けてきた稲田さんには、伊勢で出合った自然への感謝の表し方や神様の祀り方、敬い方が「しっくりときた」と言います。
と同時に、そこで気づいた日本人の特性は、貧富の格差や深刻な環境破壊、人間性の欠如などを抱える現代の人間社会において、大きな希望であるとおっしゃいます。

稲田さんの会見は、季刊『道』168号(2011春 4月発売)で紹介します。

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15 2月

宇城憲治著 『人間と気』 女性からの感想

宇城憲治師範の新刊書『人間と気』の感想が続々と寄せられています。

今回はとくに女性からの感想を紹介いたします。
本書に示される、「人間が地球とつながることで生きている」「自分の時間軸でなく地球の時間軸で生きることの大切さ」「子供が示す人間本来の力」などは、子供を宿し出産する女性だからこそ、気づき学べることの多い内容です。

人間は宇宙から見ると塵のような存在だが、宇宙の一部として地球上で時空の中で生かされ、重要な役割を担っている事がわかる。
意識革命と言う心の在り方、調和で不可能が可能になる、頭で考えて動くのは遅い。
過去に何をしたかで「今」「未来」が変わる。一瞬も止まることのない時間の中で生きている事を感じて。

 身体先にありき、無欲、無心、戦わずして勝つ。学校、親、指導者の在り方。
普通に考えると子供より成長した大人の方がなんでも出来る様な気がするが、子供が出来て大人が出来ない事の方が多い事に愕然とする。
子供の様に柔軟に無邪気に無欲になる事が強い。
大人になってから子供の様に戻るのは難しい事だが、宇城先生の教えを学ぶ事で希望が持てます。
読んでいるだけで、本の中に込められた宇城先生のエネルギーを感じて身体が熱くなります。
先生の本をバイブルに心の鏡を曇らせない様に磨いていきたいと思っています。
(神奈川 自営業 58歳 女性)

時間的にも空間的にも、きわめてスケールの大きな内容が扱われていますが、我々一人ひとりの存在がちっぽけなようでありながらも、実はそういった壮大なスケールの宇宙と直接に繋がっているというのは、とても感動的です。
 「自分が生きている」と思いながら生きる人生がいかにつまらなく空しいものか、ついつい過去に囚われ、アタマの中の堂々巡りに囚われ、そのあげくに身体が固まって動かなくなっているような人生を送ってしまうことが、いかに一人の人間としてもったいないことか、強く思わされました。
(東京 主婦 58歳 女性)

『人間と気』で一番印象に残っている言葉、それは「力でない力の本質は調和の力」というものです。それはすべての生命体共有のものだから共振となる。だから衝突がないんだな、これが本物の武道なんだなとすごく納得しました。
 そして「最も心地良さを感じる時、それは身体の内部が一つとなり、調和を感じる時で心を起点に行動していこう、すべてに心をのせていこうと強く思いました。
(山梨 鍼灸師 50代 女性)

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