近藤亨氏(88歳)と 宇城憲治師範との深まる交流
出会いの一瞬でその人の生き様が伝わる
ネパール・ムスタンで命がけの農業指導をする近藤亨氏(88歳)と
宇城憲治師範との深まる交流
「宇城先生と私は表現は違いますが同じ道。
宇城先生は空手や武道の気というもので。
私は農業の道で、
最善を尽くし頂点を登ろうとしている。
みなさん方もそれぞれの自分にふさわしい夢を。
これからこそが、
あなた方の本当の人生の始まりと思って
頑張っていただきたい。」
去る3月25日、ネパール・ムスタンで70歳から命がけの農業指導をされている近藤亨氏現在88歳(ネパール・ムスタン地域協力会理事)が、東京宇城『道』塾の中級クラスを見学されました。
近藤氏と宇城師範の縁は、次号季刊『道』160号のために対談がきっかけでした。
その後、宇城師範の実践指導を知った近藤氏が、「ぜひ60代の情熱とその指導をこの目で見てみたい」と、事務局長の原様とご一緒に一時帰国の滞在地の新潟からわざわざ東京町田の会場にお越しくださいました。
宇城師範の情熱と一人ひとりに変化を与える気の実践指導にいたく感動された近藤氏が、「こんなに希望と元気をもらったことはない」と手放しで喜ばれ、宇城師範と何度も何度も硬い握手をかわす様子が、たいへん感動的でした。
そしてこの日、近藤氏の熱い呼びかけに宇城師範が応えて、近藤氏の住むネパール・ムスタンへ、きたる7月に訪問されることが決定いたしました。
さらにこの訪問の際には、ネパールとの文化交流事業の一環として、カトマンズで宇城師範による空手の演武が披露されることになりました。
日本武道の真髄を現地の人に一目見せたいと、近藤氏がご自分で建設されたネパールの学校での開催を企画。
ネパール国王をはじめ多くの要人も招かれての開催とのこと、まさに政治レベルをはるかに超えた、両国の草の根交流が始まろうとしています。
近藤氏と宇城師範とのまさに理屈抜きの出会い。やってきたからこそ、その道のりに立ちはだかった苦労や怒り、そして乗り越えたからこその希望、夢が理解できる。
宇城師範が、道塾で何度も言われていた「近藤先生には、一人で100万人にも相当するパワーがある」という言葉が深く心に響きました。
近藤氏と宇城師範との対談模様は、次号季刊『道』160号(春号 4月20日発売)に掲載いたします。
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