2018年 仙台 第2回 (2018.5.12)

「義しい」という心の時間で日常を生きる   青森 自営業 46歳 男性 ON

 特に印象に残ったのは私が陸上のスタートの構えを取り、複数名の列を押していく検証をさせていただいた時のことです。
 もちろん、従来のスタートではすぐに肩と手の力がぶつかってしまいます。それが賛成、反対の対立です。当然少人数では勝てません。しかし、先生に気を入れていただいた瞬間それまでの押そうという鈍いスピードが変化し、相手の力が肩でぶつからずスーッと体の中に入ってくるのを感じました。
 スタートする前から前に進める確信があるのです。正に筋肉時間から細胞時間に変化したのだと思います。

 改めて感じたことは、いくら正しさを主張しても対立してしまったら賛成も反対も同次元だということです。対立した時点でどちらが正しいということはない。あとは数の論理ということになるのだと。
 そういう次元から脱却し、少人数であっても大人数に立ち向かっていける実力をつけなければいけないと先生はおっしゃいました。
 その鍵が「正しい」という意識の時間を超えた「義しい」という心の時間で日常を生きるということにあるのだと思います。心の真ん中に義を置いて素直に素直に行動する。主義、主張を訴えるのではなく義の日常に徹し、そこに共感してくれる人が増えていけば変革のエネルギーになる。そういう存在になることが師へ報いることだと思い行動してまいります。

わたしからあなたへ。
わたしからみんなへ。
天に感謝し、地に感謝する。

こんな素晴らしい教えは宇城先生以外には絶対にありえません。
魂に刻み込むように日々捧げていきたいと思います。