2013年 大阪初級(後期) 第2回 (2013.9.3)

知らなかったでは済まされない事実   大阪 販売業 45歳 男性 SH

 何も知らないこと、無知であることはとても恐ろしいことだと思いました。
 福島原発での汚染水貯蔵タンクの水漏れは明らかな人災です。
 目先のことだけしか考えず、場当たり的な対処を行った関係者は先を見据えた判断ができなかったということが 、東京電力という公益性のある大企業の問題にとどまらず、政治や経済においても今の日本における大きな問題点であることを教えていただきました。
 また生物には本来免疫力が備わっていることで、自分の生命に危険を及ぼすものを遠ざけるすべを身に付けていることを教えていただきました。
 虫に食われたキャベツが害虫の種類に応じて、その天敵となる生物を引き寄せることができるということや、農薬を使わず自然に育てられた野菜や果物の葉は、虫に食われた部分のみが朽ちているが、農薬づけで育てられた野菜は葉のすべてがダメになってしまうというように免疫力の機能が働いていない状態の生き物の生命力の低下という事実があることです。
 それは現在の人間についても同じように考えられ、添加物まみれの食物からつくられた身体の免疫力の低下が考えられることから、将来予想できないような病気や障害が多発するおそれがあります。

 道塾で私たちが知らないところで起こっている真実を伝えていただけることは大変ありがたいです。
 知らなかったでは済まされない大切な事実に気付けるような五感を養うためにも、宇城先生の教えを日々実践することで、目先のことに惑わされずにしっかり未来を見据えることができる人間になれるように精進して参ります。
 今回も多くの学びをご指導いただきありがとうございました。

 

教師である私に強烈な戒めとなりました   兵庫 日本語教師 50歳 男性 M.F

 今回受講して、特に印象に残ったのは次の3点です。
 1つは、人間は元々持っているものを発露するだけでいいのに、知識など「要らないもの」がそれを阻害しているというお話です。確かその例の一つとして取り上げられていた「脇を締める」ということが、いかにいい加減な「常識」であったかということを身を持って知ることになりました。
 実は我々の周りには、このような「常識」が「常識」としてされていることが数多くあるのだろうと容易に想像できました。それを知らないで、「常識」を「いいもの」として実践していることに恐ろしさを感じました。と同時に、自分の可能性も他人の可能性も勝手な思い込みで制限をかけてしまっているのではないか、怖さも感じました。とても難しいことですが、「自然」とはどういうことかを考え、「要らないもの」を見極め、取り外していくこと、そして、自他の可能性を勝手な思い込みで制限しないことが大切であることを強く思いました。
 2つ目は神経細胞「ニューロン(?)」のビデオでした。実は子供はその人の「全体」を見ている、その人の心の有り様や生き方を見ている(感じ取っている)のであり、そしてそのことが人に大きな影響を及ぼすというものでした。いい加減な姿勢やごまかしのテクニックは実は見抜かれているというのは、自分にとってとても耳が痛い指摘でした。上の二つのことは教師である私に強烈な戒めとなりました。
 3つ目は、宇城先生の身体に指先で触れさせていただき、部分体から統一体になるときの変化を体感させていただいたことです。その時の感覚は指先が身体に吸い込まれていく、というものでした。
 今回も様々な有益なことを得る機会となりました。ありがとうございました。

 

全体をとらえ、心をみがき開きたい   奈良 製造業 44歳 女性 T.I

 楽しかったです!本当に楽しかったです! 
 TEDの赤ちゃんの話やミラーニューロンの話や型のすごさの体験。 
 うまくいえませんが、愛を持って向き合うということは、一般的にいう「いい行為」とかそういう表面的な軽いことではなく、一時的なことでもなく、何か次元の違う歓びの中で自然に行われることで、あらゆる可能性に包まれているんだなと感じました。「うつす」…全体をとらえ、心をみがき開きたいと思いました。 
 先生が教えてくださるので、同じ型でも正しい、間違っている、型はすごいということがよ~くわかります。正しい方向へ導いて頂けるので、幸せです。ありがとうございました。

 

受講後、相手との間がゆったりとなりました   大阪 中学校教諭 40歳 女性 N.Y

  今回も2時間があっという間に感じました。非日常の空間に身を置いて、自分を見つめる良い時間となりました。
 自分は、相手とどのような立ち方で向き合っているか、どのような眼差しかなど普段より広い視野で見つめることができていたように思います。
 今日は、仕事でたくさんの相手がいる中でも一人一人との間が普段よりゆったりとしていたように感じます。今もこの文を打ちながら、そういえば力が程よくぬけて、息も深かったような感覚に気づきました。
 宇城先生とお会いできている時のミラーニューロンの効果の大きさを感じています。
 マリオくんの映像は感動的でした。我が子への自分のあり方の大きなヒントをもらえました。
 木村さんのりんごの話や森島監督の話は、とても興味深く、早速ネットでも調べてみました。
 いろんな感覚を頂いた貴重な機会に今回も感謝の気持ちです。

 

理屈でなく体感させてくれることに感謝   京都 学生 22歳 男性 H.S

 先生が今までおっしゃっていた、統一体になると住む時間の世界が違う、ということが「Newton」にのっていたこと、そしてその説明のおかげで一気に自分の中の納得具合というか理解度合いが上がり、感動しました。  
 先生が日頃おっしゃっていることは少しずつ科学が後追いしつつありますが、いまだ遠く及ばずのところにあります。そんななか先生に直接ご指導いただき、それを理屈ではなく体感させてくれるこの道塾に改めて感謝しています。  
 またこれまで以上にその理屈ではない体験を少しでも自分で感じ取れるようにしたいと思うようになりました。
 もう次回で最後になってしまうのは残念ですが、すこしでも多くのことを感じ、日々の行動に落としていければと思っています。

 

身体で感じて教わるのは初めて   和歌山 自営業 33歳 男性 H.A

 一番感じたことは宇城先生とわれわれ塾生が空中腕相撲をする時の事です。  
 僕は宇城先生の背中を指で触れていたのですが先生の筋肉の力が抜けて多人数に負けないのを目の当たりにしたとき、自分が宇城先生に対して素直になるのがわかりました。それからは宇城先生のお話が素直に自分に入ってきました。  
 身体で感じて教わるのは初めてです。   
 言葉にはそういう力はなく身体で人を引っ張っていける人間になりたいと思いました。