2014年 潜在能力開発講座 大阪 第1回 (2014.10.07)

子供から気づき学ぶことが何より大切だと感じました      兵庫 公務員 男性 44歳 HY

 第1回目の講習ありがとうございました。先生の「潜在能力開発とは、すでに持っている能力を引き出すこと。」のお言葉、 簡単なようだが、そのことに気づかなければ一生できない。その気づきの場に参加できうれしく思います。謙虚になることの必要性、生かされていることを知り感謝すること。自分の視野を広げること、広げるためにはもっと学び、行動していく必要があります。

私の悪い癖、すぐ頭で考えることを少しでも減らし、身体で気づき、自分を信じることができれば、家庭、職場、地域でよりよく生きることができる。先生が常におっしゃっている、子供にできて大人にできないことだと思いました。 子供から気づき学ぶことが何より大切だと感じました。自分が教えている剣道は子供の可能性をつぶしてしまっていないかと自問自答するしかありません。

型を通じてもっと学び自分を高めていかないといけない。今わかっていることは5%しかない。その5%の中でさらに自分の狭い視野でいきていたら、人間の能力を十分に生かすことができずに生きていくことになると思います。どうせ生きるならよりよく生きる。今まで生きてきた常識にとらわれず、想像と創造を肝に銘じて、自分の立ち位置をもう一度見つめ直し、周囲の役に立つ生き方をしていきます。

日々目にし、耳に聞くニュースは先の暗いやきな臭いものばかりです。先生は怒りをエネルギーにして情熱をもって生きろとおっしゃいました。自分にも何かできるはずだと、強く信じて行動していきます。自分のこれまで生きてきてみについた常識や考えを見直し、次回の講義に臨みたいと思います。

 

講義翌日、生徒を見る目が変わりました        愛知 中学校教諭 33歳 男性 KT

 今回セミナーに参加して感じたことは人間の持っている力はすごいということです。それを引き出す宇城先生の指導は、今までの自分の考えを遥かに超えるものでした。あいさつで体が変わる。気を送られることで、女性の腕すら持ち上げられず逆に引っ張られてしまう。スクラムを組んだ6人の成人男性に、僕は吹っ飛ばされてしまいましたが先生は、触れることなくコントロールして左右に投げられてしまう。人間の無限の可能性を感じました。終わった次の日に生徒を見る目が変わりました。今までの出来ないのを生徒のせいにしていた自分が恥ずかしくなりました。無限の可能性を持っている子供の力を引き出せていないのは自分の責任であることに本当に気がつきました。今回のセミナーでは常識では考えられないことがたくさん目の前で起こりました。これからのセミナーが、非常に楽しみです。
よろしくお願いします。

 

気を通して、様々な体現の中から人生観を示していただいている 京都 自営業 51歳 男性 SK

 宇城道塾・潜在能力開発セミナー・第1回では、「真の“開発”」についてお示しいただき、 開発とは、本来、生まれながらに私たちに備わる能力に対して 自分自身が今までに生きてきた小さな世界での狭い視野や価値観や人生観から 自ら「蓋」をして、それを忘れて使えなくしてしまい、“機能”しなくなっている事を感じ知り、生き方を正して、その蓋を取り除く事こそ、「開発」であるのだとをご教示いただきました。人間はいくら強くても、ライオンには勝てません。いくらジャンプが出来ても、鳥のように羽ばたくことは出来ません。それは、自然の営みに基づく「理」には敵わないこと・・・。ライオンの檻に人間が入れば、強さなど関係なく食べられてしまいます。

しかし、ライオンはすべての自然を食い尽くすことしませんし、できません。人間は全ての自然環境を壊滅させてしまうほどの力と智慧と情報を身につけています。鳥のように空は飛べませんが、飛行機を開発して大空を行き来する技術を持ちます。唯一、学ぶことで知恵を蓄え、地球の中で生命をリードする使命を与えられています。

それは、あくまでも、地球(宇宙)の中で生かされていることを知り、それに逆らわないで調和を優先する心を持つことに他なりません。すなわち、心の在り方に気づき、本来の地球との正しい関わり方に立ち返ることこそ、 知識だけで創り上げられた小さな世界で判断する私たちの「蓋」を取り除いて開発することだと 確信します。私たちは、そのことを「人生」を通してその生き様を照らして、導いていただく師があるからこそ気づかせていただいているのだと肝に銘じます。

現在の心無き時代に広がる過ちを、一歩先の未来からその誤りの本質をとらえて曲がりがちな私たちに警鐘をいただく「怒り」のエネルギーと「気」を通して、 様々な体現の中から、その人生観を示していただくからこそ、私たちが気づかせていいただいているのだと強く感じます。地球に根をおろす、「地に足をつけて」、憎悪や憎しみ、復讐ではない「怒り」 間違ったことになびかず、ブレずに誤りを正そうとする「怒り」のエネルギーと 情熱をもって生きろ!とのお言葉に体が震えました。

翌日の新聞の1面が、LEDでノーベル賞を受賞された中村さんの記事で 「怒りが原動力!」と大きく記されていたのが、あまりにも印象的でした。絶対的に学ぼうとする覚悟が不足していること(“勉強”不足)を自覚します。情報を吸収するからこそ人間。地に足をつけること、その「怒り」とはに気づけたことに本当に感謝申し上げます。ご指導有難うございました。

 

人生の課題をいただいた    石川 中学校教諭 44歳 男性 YK

 A「水は( )い所から( )い所へ流れる。」30点 B「ただし(              )。」70点
宇城塾長がホワイトボードに書かれた文を読み、Aは、(高)と(低)がすぐ入りました。 Bは、(気体になった場合は、逆である。)と思い浮かびました。 講義が進む中で、地球の重力(引力)や世界の構図 (ピラミッド状に考えた場合、スポーツでチャンピオンや優勝しても最底辺部付近で少し上にいるくらいである)、 そして子どもはすぐ答えられる等のお話を聞き、Bは(地球上の場合。)かもしれないと思いました。

この問いに関する明確な答えはおっしゃられませんでしたが、私は、 「常識」や「思い込み」に囚われていては、まず前に進めない。少なくとも、塾長が何度も強調された「自分自身の中に力はある、あとは蓋を開けるだけ」 という秘められた力は引き出せないと感じました。 ライオンや渡り鳥は、まったく筋力トレーニングをしなくても、獲物を捕らえたり何千㎞も飛べたりする。つまり、自然界の動物(植物)は誰に教わるとなく本能で容易に、その持ち合わせた能力を発揮し生を全うする。能力を発揮できなかった場合は、死を意味する。逆に言えば、自然界で生き残るということは自身の能力を引き出し続けなければいけないこととなる。

人間は、鋭い牙も空を飛ぶ翼も持っていないが、本を読み学ぶという能力が備わっている。この地球上で生き残り、与えていただいた生命を全うするために本来すべきことは何だろうか。今回、私は何かを身につけたというよりも、人生の課題をいただいたような気がします。そして、それを見いだす手がかりとして「常識や思い込みに囚われるな」「地球規模や宇宙的な視点を持つ」 「心を開く」「謙虚」「素直」などをいただきました。そして、冒頭の問いのような問題に対して「解答」のみをすぐ求め、丸暗記することが「勉強」であるという癖も、直したいと思います。安直に「解答」を求めず、全て分かっているはずの自分の身体と対話しながら求めたいと思います。ありがとうございました。失礼いたします。

 

間近で拝見、体験するのは大きく違いました           大阪 大学教員 52歳 男性 TI

 本日、潜在能力開発講座の第1回を受講しました。これまで宇城先生の著書を何冊か拝読させていただき、また本年6月の大阪での講演会にも参加させていただきましたが、宇城先生に間近でご指導いただくのはこれが初めてとなりました。参加させていただいて一番印象的だったのは、やはりご著書やTVなどを拝見させていただいて感じた通り、宇城先生の飾らないとても魅力的なお人柄です。

ご指導いただいた内容は奥は計り知れないほど深いと思いますが、少なくとも入り口のところにおいては(他の指導者のように)格好をつけたり偉そうにされることなく、できるだけ平易に伝えようとされているところがとても信頼がおけると感じました。ご講演の内容はとても盛りだくさんで、初めての私にとっては十分フォローできないところもありました。

また、さまざまな実演はなにが起こっているのか俄には理解できないものもたくさんありました。ただ、宇城先生が実演される動きはとても自然で説得力があり、俄には理解できないがそういうことが確かにあると確信させるものでした。 特に手の平に乗せたキャップを取る実演は、以前TVで拝見したことがあったのですが、今回間近で見せていただいて単なるトリックやテクニックではなく、姿勢や心の持ちようなど本質的なところが大切であると感じました。

やはり本などで読むのと、間近で拝見・体験するのは大きく違います。次回は呼吸法や型についてもご指導いただけるとのこと、とても楽しみにしております。今後ともご指導の程何卒よろしくお願いいたします。

 

健常者という病気にようやく少しずつ気づき始めました      東京 会社員 28歳 男性 HF

 宇城先生、この度は貴重なご指導ありがとうございました。最近になり、ようやく先生に気を通して頂いた後も、 どこかで押されないようにしなければと余計なことを考えて力を入れようとする癖があることに気づきました。その事実に気付いてから、先生に気を通して頂いた時も“そのまま”でいること、耐えようとする自分が出てくるのを押さえて、先生と繋がっている感覚、 気を通して頂いた感覚を大切にして少しでも長く身体に留めようとすると、そこには全く力の要らない世界が広がっていました。

相手に押されても押されている感覚さえない、違う次元にいるような感覚がありました。もっと教わるうちにまた認識が間違っていることに気づくのかもしれませんが、今の時点では先生がおっしゃった相手がバーチャルの世界にいる状態ということに 繋がっていく感覚なのかと思いました。また今回講義の中で、熊を弓矢で仕留める時にどうやって射たのかを覚えていない、頭で考えてやっていたらすぐにやられてしまうだろうと言っていた人の話が印象的でした。

講義が終わった後に、ふと学生時代にアメフトをしていた時の感覚を思い出しました。上手くいっていた時は先生に教えて頂いたようにスタートの前に “こっちに行く”と先に入って後は何も考えずに身体が動くままに任せて走っていて、調子の悪い時は、逆に心に不安があり、頭で何とかしよう、こうしなければという考えが強くなっていたと思います。あれだけ先生に教えて頂きながらずっと頭でやっていたのだと言うことを今更ながら気づかせて頂きました。「力が全く要らない」と「頭でやるとダメになる」という二つの感覚を体験した時に思い浮かんだのはNさんの話でした。

脳からの指令が届かない状態でも型をすると立ち上がれて、型で突くと歩ける、これはまさに今回気づかせて頂いた感覚の先にあるものだと感じました。そして、今回の一触によって、日常で歩いている時も自分がいかに頭で歩いているかということに気づくようになりました。先生がよくおっしゃる「歩き方もできていない」という言葉がより深く身に染みてきました。正しく歩けていないのに、なまじ前に身体を動かしているから歩けていると錯覚している状態、 健常者という病気にようやく少しずつ気づき始めました。先生から頂いた一触を大切に少しずつでも直していこうと思います。

今年に入り、先生にご指導頂く機会を増えたことで、筋トレと受験勉強の二重の癖で固まっている自分、その根の深さにようやく少しずつ気づき始めました。ここまで無意識の中に入っているものなのかと反省するとともに、直すべきところとその方法を教えて頂けることで希望を感じている自分がいます。またそれらの気づきが多いほど、その気づいたことでどこか傲慢になりそうな自分がいることに今日気づかせて頂きました。調子にのらない、調子の良い時ほど浮かないように気を引き締める、そのことを心に留めてこれからも学んでいきたいと思います。今回も貴重な気づきを頂きありがとうございました。これからも引き続き宜しくお願い致します。

 

相手も活かすことが出来る世界があることに、改めて喜びを感じた  京都  医師 28歳 男性 TK

 1回目ありがとうございました。前期の道塾初級が終わってから3か月ぶりにご指導をいただきましたが、部屋に入った瞬間から 「参加してよかった」と思う良い雰囲気の中で講座を受けることが出来て、とてもうれしかったです。今回、対立した状態と調和した状態の差を体験させていただきました。「物をとってやろう」と対立した状態では容易に手を閉じることが出来ましたが、調和した状態では手がこわばったようにうまく動かせず簡単に手の上に乗せたものを取られてしまいました。

しかし不思議なことにこわばったように動かせないはずの手でしたが、そのこわばりはあまり嫌な感じがせず、 むしろ体全体が引き締まったような力強さを感じました。そして他の人にそのこわばった手を引きはがされそうになっても、まったく指が動くことなく非常に安定した感じを受けました。調和した状態だと、自分と相手が対立することなく、 同時に相手も活かすことが出来るという高いレベルの世界があることに改めて喜びを感じました。そのあとに宇城先生が自分の前で正しい突きを号令とともに突いてくださりましたが、自分の中の何か余計なものも吹き飛ばされたような心持がします。

今の日本の状態を見ていると、そのあまりにも危機的状態に暗い気持ちになりますが、宇城先生の真剣なお話を聞いていると、自分の奥底からも「もっともっと頑張っていきたい」という力強さが湧き出てくる気がします。つい自分一人でいると、自身の弱さに負けてしまうことが多々ありますが、そんな自分を少しずつ強くしていければと思います。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。