2015年 岡山 第1回 (2015.2.24)

講話だけでなく、実践を通じて気づかせて下さるのが有難い   岡山 教員 男性 27歳 HN

 岡山県内の公立高校で教員をしております。2月の体験道塾にも参加させて頂き、さらに宇城先生に学ばせて頂きたいと考え、受講させて頂くことにしました。
 2月の先生のお話の中で感じたことは、人間の身体にはまだ私の知らない力があるということです。私はこれまで身体よりも脳の方が優秀だと考えていたのですが、正座をして肩を押さえつけられた状態で立ち上がるという実践で、「立とう」と頭で考えても全く立てなかったのに、目の前で指を回しながらやると容易く立ち上がることができたのは、本当に驚きでした。
 講話だけでなく、実践を通じて気づかせて下さるのがとても有難いです。 私は以前、ソフトボール部の顧問をしていました。つい、打ち方や投げ方の指導のみに終始してしまうことがありました。しかし、先生のお話を聞き、「教える」よりも「気づく」「気づかせる」の方が大切だと痛感しました。以後、先生に教えて頂いたことをヒントに、生徒に接していくよう心掛けました。
 私は部活動の中で挨拶や整理整頓についても指導していたのですが、「なぜきちんとしなくてはならないのか」という生徒の疑問に明確に答えることができませんでした。しかし、先生のお話や実践の中で、「きちんと礼をする」ということは身体を強くするということを自分自信で実感することができました。 まだまだ勉強不足で分からない点もありますが、毎回自分の中で気づきがあり、大変有意義な時間を過ごさせて頂いています。今後ともよろしくお願い致します。 

 

深さに気づかせていただきました   広島 教員 男性 37歳 NK

 自分の器を大きくすることが大事なこと。自分が大きくなると、小さな凸凹は気にせず転がることができる。自分が小さいとその凸凹さえにもはまってしまう。統一体であれば自然と無意識にできる。考えなくてできる。しかし、意識して考えて頭を動かすと部分体になる。部分体は孤立する。周りのせいにする。人間にはできる力が備わっている。潜在意識。それに少し気づいて出せるようにする。人間は脳みその5%しか使っていない。まだまだ自分にはできることがある。統一体の体は柔らかい。体が柔らかいと脳も柔らかくなる。柔軟な発想は0から1を作り出す。創造力。2050年にはロボットに操られている時代になる。そうならないために新しいものを作り出す発想とエネルギーが必要。無意識でできる状態までやり続けることの大切さ。器を大きくし、全体からその現象を見る。従業員の出勤率から加湿器を導入する発想。子供からの電話で子機を購入。従業員の心を満たすこと=愛が信頼を呼ぶ。これが統一体の発想。その現象(部分体)だけを見ていると根本の解決にはならない。これは学校現場でも同じ。統一体で投げられるボールと部分体で投げられるボール。同じボールを投げるという行為であっても、投げ手の状態によって受け手が変化する。部分体のボールをキャッチするのはとても痛そう。統一体で投げられたボールをキャッチするときは恐れず、しっかりキャッチできる。投げ手がどのような状態で投げるのかが大事。言葉も行為も指導はすべて同じ。指導者がどんな状態でボール(言葉・行為)を投げるのか。今まで自分はどんなボールを投げていたのか。怖くなりました。深さに気づかせていただきました。ありがとうございます。