2017年 名古屋 第4回 (2017.11.1)

言葉ではなく、行動を子供たちの前でしていきたい   愛知 35歳 女性 YS

 一年間、本当にお世話になりました。
 目の前で起こることが不思議なことばかりでいつもびっくりするばかりでした。
 先生が言われた言葉 「子供の成長の妨害をしないこと」が親が気をつけることという言葉が忘れられません。ですが、子育て中、子供の気持ちを無視してやめさせてしまったり、怒ってしまったり反省することばかりです。

 今2人目を妊娠していますが、目に見えないものに意識を向けることが自分にとって心の安定になってると思います。太陽に向かって手を合わせたり自然に感謝したり、おばあちゃんおじいちゃんが自然としていたしぐさがとても大切なんだと感じます。

 今、愛知県岡崎市にある吉村医院という産婦人科に通っています。そこでは、心をこめて、そして心と向き合って、古民家の木の壁を磨いたり薪割りをしたりします。今の現代の生活ではできないことを妊婦がみんなで行っています。自然と感謝の気持ちがわいてきます。

 でも、スポーツをする上でトレーニングをたくさんしてきましたが、トレーニングでは、この心が芽生えません。心から動けないのは、日々の生活から心なしなんだなぁと感じます。

 だからこそ、電車に乗ってきたお年寄りにすっと席が代われるような心がけを日々していかないと自然とは動けてこないのではないかと思いました。日々の日常が訓練の場でないといけないのだなと感じました。

 そして、目に見えないものを感じること。言葉ではなく、行動を子供たちの前でしていきたいと思いました。子供のエネルギーは本当にすごいです。大人と比べられないくらい、よく気が付き、よく気遣い、自然とそれが行動に出ています。子供の成長を妨げないよう、相手や周りの人がしてほしいと思うことにアンテナをはっていきたいと思います。
 一年間ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。