2014年 東京上級 第5回 (2014.10.15-10.16)

自分自身の現状に対して気づきを示唆してくれる  東京 保険代理店業 男性 48歳 MW 教電車で座席に座るとすぐ眠くなってしまうことが多いのですが、 道塾からの帰路はいつもとても元気で、 宇城先生のおしゃった言葉を思い起こしながら手帳に書き出し、自分自身を省みるのがいつしか習慣となっています。 今回のメモには次のような言葉が並んでいました。

「学びを循環させる」「気遣いとは相手を喜ばすこと 機嫌とりとは違う」、 「自分に希望があることがゆとりとなり自信となる」 「ぶれない自分であること。人に合わせたり迎合すると気が出なくなる」 「リーダーは絶対やれるとの自信が必要」 「地球は重力、人は魅力」「人間関係における気遣いは調和」 「自分の現状にあてはめて物事を考えてしまう自分、狭い殻に自分を閉じ込めていないか」 「逃げると気が無くなる」 「真面目過ぎない」 「実践からしか学べない」 「びびらない ぶれない」等。

これら宇城先生の言葉からは、自分自身の現状に対して、 課題解決や態度・行動の戒めなど具体的な「気づき」をズバリと示唆するものであり、 あたかも心が丸裸になってしまったような不思議な感覚を覚えます。これはきっと宇城先生が真理を語られているからだと思います。

また、今回の塾の実践で特に印象的であったのは、宇城先生が塾生全員の手のひらの上に「気」を置いたことでした。何かのエネルギーが高速で回転し手のひらをぐいぐい押していることをはっきりと感じました。本当に鮮烈な体験でした。

 

世の中のことについてもっと学ばなければならない  千葉 中学校教員 男性 57歳 MN 教師としての私は家と学校の行き帰りで、教師以外の人と関わることも少なく、学校の中で社会情勢について話をするということもほとんどなく、世の中について疎くなっていました。それが、この道塾に参加するようになってから先生のお話を伺い、世の中のことについて もっと学ばなければならないと思うようになりました。 それからはネットで調べたり、本を買って読んだりするようにしています。

そうしている間に、前任校ではシンガポールの中学校と交流を行うようになりました。この交流を実現するために尽力して頂いた商社マンのPTA会長と話をしたり、 実際にシンガポールに行ったり、シンガポールの生徒を迎え入れたりして、以前に比べて世の中について知ることができるようになったと思っていました。しかし、今回の白頭山のこと、沖縄の基地問題のことなどは、道塾に通っていなかったらほとんどわからなかったと思います。

この道塾で学んでいる日本のこと日本人のこと、人の持つエネルギーといったものを大事にして、少しずつでも自分を成長させていきたいと思います。この人の持つエネルギーということでは、今回、人を押した後、そこから手を離していくと調和する場所があり、その調和が生まれた後はたくさんの人を押せるようなエネルギーが生まれるという事を体感しました。この「対立せずに調和の道を求めていくこと」を、普段の生活や学校での活動に求めていこうと思います。

 

以前と同じ検証だと思えば、それは自分が成長していないこと  東京 会社員 男性 40歳 TT 宇城先生、今回もご指導の程、ありがとうございました。水の話はとても感動しました。水は高いところから低いところに流れる。しかし、地球規模で観ると水は地球の引力によって地球の中心に向かっています。如何に自分が普段自分中心で物事を見ているかと反省しました。また、水を原子・分子レベルで観て、そして3つの状態があって気体となれば必ず中心に向かっている訳では無い。 如何に自分が物事の表面しか見ていないかと反省しました。

個々の話は学校ですでに習った話で、今回初めて知った事柄ではありません。全て知っていた話です。しかし、この話が繋がったときに目が覚める想いでした。先生が普段仰っている「答えを求めるのではなく、深さを求める」。 答えを求める生活をしていると水は高いところから低いところに流れるで完結してしまい、そこからの発展がありません。深さを求めることで視野が広くなり先に進むことができます。今後、意識して物の見方に気を付けていき、いづれ無意識で観ることができるようにしたいと思います。

また、以前行ったことのある検証を再度経験したときに以前と違った気づきがあるときがありますが、その割合が増えていくようにしていかなければならないと思いました。宇城先生のお話は幅広いですが、根の部分は普通の人が見えない深いところで繋がっていると感じています。以前と同じ検証だと思ったのであれば、それは自分が成長していないということです。それには普段の生活でどれだけ行動しているかだと思います。ついつい自分に甘くなってしまいますが、宇城先生にお会いする度に気が引き締まります。継続して行動していきたいと思います。ありがとうございました。

 

広い視野で物ごとを見ることの大切さがわかりました    新潟 海上保安官 男性 46歳 TY 道塾から一週間経ちましたが、あっと言う間であった感じです。高い集中力のまま過ごすことができました。やらなければいけないことが多く、「時間よ止まってくれ」と思ったことも何回かありましたが、なぜか、あっと言う間に時間は過ぎていってしまいました。でも、心を亡くして忙しいという感じではなく、快い感じの忙しいでした。

時間の感覚はおもしろいもので、「時間よ進んでくれ」と思っても全く時間が進んでいかないこともあります。時計の針の進み方はいつも変わらないのに、 自分のその時の心の状態で速く進んだり、遅く進んだりと不思議です。 今回の道塾では「水」のお話が心に残りました。「水は高いところから低いところに流れる」「水は中心に向かって流れる」 「水は気体になれば低いところから高いところに流れる」というお話は、自分がどんなところから物ごとを見るかで同じことなのに全く違ってくることを教えていただきました。部分的なことばかり見るのではなく広い視野で物ごとを見ることの大切さがわかりました。

仕事柄悪いことをした人と話しをする機会が多くあります。何が悪いんだと思っている人を反省する気持ちにさせるためです。その時、どんなところから見た話をするかで相手の気持ちも変わってくると思いました。部分的に見てしまうと、その人がやったことだけの話になり、大したこともやっていないのに何が悪いんだとなってしまいがちですが、もっと広く見て、あな た一人は大したこともやっていないと思っているかもしれないが、あなたみたいな人があちこちに沢山いたら世の中どうなってしまいますか? という話を心を込めてできるかで変わってくると思います。

普通の人なら悪いことをしたと思うはずです。 話しをしていると自分の今の実力がよくわかります。素直に聞いてくれているのか、反感を持たれているかです。素直に聞いてもらえるよう、もっともっと自分の実力を高めていきたいと思っております。ご指導ありがとうございました。

 

できない自分を認め、今の自分にできることを続けてゆく 神奈川 会社役員 男性 51歳 TN 目に見えるものだけを肯定し、目に見えないものを否定する。このような悪しき考え方を修正し、素直に現実を受け入れる。 先生の実演を見せて頂き、その凄さに何度も驚き、感動していたはずです。 混雑する人ごみに中を歩き回る。 気が通れば他人とぶつかることなく歩くことができる。この検証の中、自分がどこで何をしているか判らない状態で歩いていました。大勢の立ち並ぶ男性を、気の力を使って押し切る。 押される側の立場でしか検証できませんでしたが、自分にできる気が全くしませんでした。

自分が押す側にならなくて良かったと妙な安心感すら覚えていました。か弱い女性が気の力で男性たちに腕相撲で勝つ。どれも否定できない現実です。 お話頂いている内容は理解しているつもりです。気の力も何回も見せて頂いています。ですが先生のお話を伺いながら自分自身を見つめ直してみると進歩を感じられない自分がそこに居ます。自分の口で「謙虚さ」「思いやり」と発言していながら、実世界では全く実施できて いないのかも知れません。

最近では「立つ姿勢」「座る姿勢」すら迷いが生じるありさまです。せっかくの先生の教えを無駄にしているように感じます。先生が指摘する「頭でっかち」が染みついたままなのようです。上級を受講させて頂きながら、自己革命のレベルには到底達しないことを確認させられました。今は、できない自分を認め、今の自分に「できること」を続けてゆくしかないと感じました。

 

判断する基準や生きる方向性を示して頂いた    東京 会社役員 52歳 男性 TK 道塾でのご指導ありがとうございました。今回の道塾では、ビジネスに対する多くのお話をして下さいました。 顧客、取引先、会社の上司や部下に対する気配り、コスト削減で中国進出などに動くのではなく、コストを使って最先端技術や情報を得て、新しいビジネスに繋げていくという姿勢、会社に利益を残しながらも、常に世に無い新しい技術や製品を生み出して行くという姿勢、トラブルが発生した時、修羅場の様な状態の中で、全ての責任を負うという覚悟のもと、逃げずに正面から対処していく姿勢など、先生のビジネスの世界での姿勢や生き様は、長く続く閉塞状態から抜け出せないでいる自分にとっては、励ましとなり、勇気を頂きました。

相手を喜ばせたいという心から気配りや気を遣うという事に繋がり、 子供の時から自然にさせられた奉仕が、自分に力を与えてくれ、器を大きくしてくれた。 気は内にこもるのではなく、外に発するものでなくてはならない。というお話も、これからの自分がどう生きて行くかという時に、判断する基準や生きる方向性を示して頂いたと思っています。これからもこの厳しい時代の中で、先生から示して頂いた姿勢でビジネスや様々な物事に取り組む事が、 自分の器を大きくする事に繋がると信じています。

自分の器を大きくする事で、もっと時間の先から物事を見る事が出来、必要な事が見えて来る。 器の大きさと時間の先取りは、成長によってどんどん大きくなり、分がどう生きて行けばいいかが見えてくる。そしてそれが「真実を知る」という事に近づく事だと思いました。今回の道塾そして懇親会では、先生からたくさんの勇気と励ましを頂きました。本当にありがとうございます。一からやり直す気持ちで、仕事に稽古に取り組んで行きたいと思います。どうかこれからもご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

 

視野を広げてあげ、自ら勉強したくなるよう仕向けなければならない
 群馬 高校教諭 47歳 男性 TF  「今回、視野を広げる教育の大切さというお話を伺って、全くおっしゃる通りだと思いました。我々高校教師は、時間的リミットのある大学入試に向けて、とにかく知識を詰め込ませ、そのために毎週小テストを行い、全ては入試のために嫌いな勉強に堪えることが大切だと言って聞かせることが多いです。そうでなく、視野を広げてあげて、自ら勉強したくなるように仕向けなければならないと感じました。 そのためにも、自分を益々磨く必要性も感じます。先週、縁あってサッカーのアドバイスをした慶応大学サッカー部の学生がとても素直でナイスガイでしたので、道塾を紹介しようと思いましたら、すでに宇城先生が書かれた本を何冊か読んだことがあるそうで、繋がっていると感じました。今後ともよろしくお願いします。

 

調和することの素晴らしさ大切さをいつも教えていただいている  東京 無職 64歳 男性 TK 今回も手の病気に対して、宇城塾長の「気」による治療は、科学的な証明がなくとも、効果のある「事実」「結果」として成果が出ていることは素晴らしいことです。現在の科学的検証方法で理解を得ることは難しいのは残念ですが、本気で医療機関や科学者、医師が解明に取り組めば飛躍的な進歩になる可能性があります。早期の医学への応用を期待いたします。また、子供への新しい教育の取り組みも、お話がありました。

水というものは高い所から低い所へ流れる・・ということが脳への刷り込み、固定概念になってしまい、 それ以上の柔軟な考え方が出来なくなってしまっている。水は地球の中心に向かって流れる・・・そして液体だけでなく、気体や個体になった場合の性質が変わってしまうこと・・などなど、子供から応用が利く、柔軟な考え方ができるよう教育をしていくとのお話でした。現在の試験に受かるための教育と思われる流れを、人格、人間形成としての基礎教育まで考えて 行動されている宇城塾長は本当に凄いです。

実技では、「気」による机の重力場を変え、常識を打ち壊していくことをしていましたが、いかに私たちの頭脳が凝り固まっていることがわかります。 「気」により大勢の塾生の気持ちを一つにしたり、スムーズに人の流れを作ったり・・・ 調和することの素晴らしさ大切さをいつも教えていただいています。 自身の行動も先に動く(単純なことですが考えずにお年寄りに席を譲ったり、お手伝いをしたりなど・・)が 自然に動けるようになってきました・・(この年でおはずかしいですが・・)今までの自分は、行動する前に考えすぎる傾向にあったと思います。 利益を求めず、人間として当然のことを行えるように、 これからも続けていきます。これからもよろしくお願いします。

 

もっと子供達の正しい可能性を見出し広げるべく努力      埼玉 会社員 53歳 男性 TT 「もっと大きなスケールで、人間に与えられた「気」をとらえる時がきているのです。人間の可能性を信じることができれば、対立を超えたところに自分をもっていくことができる。」宇城先生のカレンダーに記されているお言葉ですが、今回はまさにそのお話の具体を説いていただきました。

塾生の皆さんで作った雑踏の中をそれぞれが好きなように歩いたところ、やはりあちこちで衝突が起こります。しかし、先生に気を通していただくとスムーズでぶつからずに行き交うことができます。この世の人々がみんな気が通った状態でいれば、衝突はおこらない。賛成・反対という対立のレベルを超えた 調和の世界に向かうことができることを体験させてもらいました。

そしてこの、気の通った状態とは「斬り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ 一歩進みゆけば極楽」の境地にある覚悟と 同様の澄み切った心構えと身体の調和から得られるものであり、ハウトウを手に入れようとしたら到底届かないものであることも理解できました。私は本業の他に、小・中学生にスポーツを指導しています。姿勢・挨拶に始まり、脱いだ靴を揃えることなど横着を遠ざけるための習慣づくりや心ある行動について 子供達と一緒に追求することを続けていますが、今回の講義によって、もっともっと子供達の正しい可能性を見出し広げるべく努力しなければならないと感じました。

そしてそれはおそらく、同じくらいのものを、職場でも家庭でも出し続けるということなのだろうと思います。 忍を持って愛を行動にする。それによって私自身はすばらしいものをいただいていることが 実感できるのだということがよりはっきりと理解できました。 いつも本当にありがとうございます。これからもよろしくご指導をお願いいたします。