2014年 大阪中上級 第5回 (2014.10.22)

知識が追い付いていないその先を体感させて頂いている       大阪 医師 女性 55歳 HA

 宇城先生、ご指導をありがとうございました。自宅でサンチンのDVDを観て道塾に臨んだからでしょうか、 初級からご指導いただいてきた色々なことがどんどん繋がってきたように感じました。以前、温度計を見ないと熱湯でも熱いと分からないというお話を聞いたとき、他人事のように聞いていました。

しかし、手の皮を抓まれても痛くない私たちもまた似たような存在だと思いました。気を感じるという主観的な経験は、宇城先生によって経験的な事実に変わります。それによって明確に気の存在を知り、統一体になった自分を繰り返し体験しているにも係わらず、その認識と体感がしっくり結びついてきません。

まるで、重力の存在を知っているのに水が地球の中心へと流れていることに思いが至らないのと同じです。私たちはニュートン力学から量子力学へとパラダイムシフトが起こったことを知っているのに、相変わらず目の前に見える範囲でのみ物を観ようとします。実は自分の身体は隙間だらけで、その隙間を多くの正体不明のモノが通り抜けていっているのに、そのことに五感を澄まそうとしません。

しかし、先生が手も触れずに相手の机に置いた手を封じ、袖先を抓まんだだけで 相手に痛みを与えることができるのを目にするとき、自分の色でものを見ることを放棄せざるを得ません。また、先生は本を読むこと、知ることが大切と話して下さいましたが、今のままの自分ではそれも活かすことができません。

いつか、心という抽象的なものも数学的に美しく示される日が来るかもしれません。更なるパラダイムシフトです。私たちは宇城先生によって、知識が追い付いていないその先を体感させて頂いています。演繹法でしか切り込めず、狭い視野のためにその演繹法も機能していない自分が見えました。子供たちの可能性が希望です。それを守れる者になりたいと思いました。貴重な学びの機会を与えていただき有難うございました。  

 

調和ということばを常に念頭において行動            兵庫 薬剤師 女性 42歳 RK

 先生のご講義を聞いて色々と大きな気付きを 与えて頂いています。調和ということばを常に念頭において行動するよう 心がけています。特に白熱しそうな会議はおもいやりの気持ちをもつことで 随分会議運びがスムーズになるのを体感しました。先生の教えを身によりしみこませて 日々の業務にあたっていきたいと思っています。