2015年 東京中上級・B 第3回 (2015.6.10)

まず行動することの大切さ  東京 学生 男性 21歳 KI

 今月大学のオープンキャンパスが開催されそのスタッフとして参加しました。主に大学入試を控えた高校生に対して大学の魅力を発表する役割でしたが、人前に出て注目されることが苦手な私にとって辛くとも今後に活かせる良い経験になりました。
 しかし、以前の私なら人前で話すなど絶対にしなかったと思います。勇気を出して発表する役を引き受けられたのは塾長が仰っていた「心が怯えているから逃げる、それが自分を弱くする。」この言葉のおかげです。正直、この役を引き受けた後から断ればよかったとずっと思ってました。
 
 当日の発表でも上手く話せたとは言えませんでしたが、この発表を通じて人前で話すことが以前ほど苦痛に感じなくなりました。そして私にとってはとても大きな一歩となりました。
 自分にとって得意、苦手、得、損に関係なくまず行動すること、このことが大切であると身をもって知りました。そして反対に言えば考えるより先に行動すること、これがまだまだ身についてないと気づかされました。

 

自分の人生を少しでも高いエネルギーで満たしてゆきます  神奈川 会社員 男性 54歳 YS

 今回は4 ヶ月ぶりに受講させていただきました。
 まさに、揺らいでいる自分、迷っている自分、逃げている自分の中での受講となりました。
 自分ではこれまでに色々な事がわかってきたつもりでも、仕事上でこれまでにない困難な状況(自分の器で)になった真価が問われる時に、やはり肚の座っていない 自分と向き合う事になります。
 これまで、何度も受講させていただき“気”というものを体験できる機会をいただきましたけれど、今回半年ぶりに実演で前に呼ばれた時には脚が少し震え ました。
 目で見た本の活字や、頭の中の記憶でなく、既に何度か経験させていただいた事を身体を通して思い出す事ができたからです。その時は、地球上に 生かされていることを感じ、いかに自分の直面していることがちっぽけなものかを思い知ることもでき、その瞬間に身体に前に進むこと、困難と感じている ものの懐に飛び込むエネルギーのようなものがあるのを感じることができました。

 この地上に生かされていることに“感謝”をするということにおそらくは何度も触れてきたはずです。 それでも、ほんの少し自分がしんどいと感じた時にその事を忘れてしまっていました。
 この道塾の帰り道にふとこんな感覚が 湧き出てきました。家を借りて住んでいるときは我々には家賃を払うという慣習がありますけれど、その家の下の大地の上には、特に意識することなく当然 のように住まわせてもらっております。地球からは家賃の請求がきたことはありませんけれど、本来は個々それぞれの人間なりに何かしらを大地に返すべ きであると感じました。その意識からすると、地球を汚さない事はもちろんのこと、ゴミが落ちていたら拾うという行為もマクロな話ながら、地球に家賃 を払うことの一環なのだとわかりました。 そういう観点でみると、季刊誌『道』に登場される方々は皆さんこの家賃を払う事に大変尽力されている、そのことを 当たり前に身につけられていると感じました。また、自分に結果が出ない時はいかに己が本当に真剣ではないかとも痛感させられます。

 日頃、自分の中心を持ち、希望を持って力強く生きたい、願ってまいりましたけれど、未だに自分の事で精一杯な自分がいます。心に平安のない自分がいます。何度も再受講させていただいているのに、進歩も成長ないのではないかとも思うこともありました。 けれど、やはり道塾に参加させていただき、気を通していただくたびにゆるゆると迷走をはじめそうな自分を原点回帰、ゼロ調整させていただくことができるのだという事を再認識させていただきました。
 頭で色々考えるのではなく、いつも何かで地球に家賃を払おうという事を行動基準にすると、やる気というエネルギーが自分の中にでてくるように感じました。地球に家賃を払うために、これからも学び続けて、自分の人生を少しでも高いエネルギーで満たしてゆきます。そう望むと、実は再受講なんてものはなく、毎回の道塾が新しいものであるこもやっと気づきました。
 いつもありがとうございます。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

「気」の計り知れない力を様々な実技の中で体感  千葉 会社員 男性 42歳 SK

 「気は真実が見える人にしか宿らない」、「人は、本来は気が通る身体であるのに、皆は蓋がされているという状態」というお話しがありました。 「気」には我々の考えも及ばない計り知れない力があることは、宇城先生の様々な実技の中で体感させていただいているところですが、最近は「気」を得るためということではなく、人としてどう生きていくべきか、日々どのような志を持って過ごしていくべきかを自然と考えるようになりました。それには、謙虚さや誠実さ、そして家族をはじめ周囲の方々への感謝の気持ちを常に忘れずに過ごしていくことがまず第一であると、今回の講義を受けて改めて強く思いました。 いつも気づきをいただき、本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

先ずは、少しでも自分が変わる・・・。それを目指したい  神奈川 経営者 女性 53歳 KF

 昨日最も感動しましたのは、二人一組での実践でした。 「飲みに行かないか?」と問われたとして、「はい!」と即答した時の身体の変化に我ながらびっくり! こんなに簡単な、そして些細なことでも、身体は実に正直に反応している・・・!! 日々の積み重ねの重要さを痛感しました。
 今まで、「うーん。。。」の多かった私。頭でいろいろ計算して考え、止まっている。そして、「やらない」ほうを選ぶ・・・「疲れる」という理由で。心を閉ざし、自分のエネルギーを小さくしていました。反対に、「はい!」と即答しているときの自分は、心を開き、胸にパッとライトが灯っていました。前に出ていく気持ち。明るく開かれた心。そして相手の人への親和の気持ち。 これ、なんですね・・・!
 この気持ちを少しでも多く積み重ねられるよう、毎日を過ごそう!そう深く思いました。
 また、それに関連した先生の問いかけ。
「睡眠時間は7時間取らないと・・・って、誰が決めたの?
一日三食食べなければ・・・って、誰が決めたの?」
確かに。
植えつけられた知識と常識で、自分で勝手に「こうしなければ」と思いこんでいる。 自分で自分に蓋をしている・・・あるいは自分で自分を縛っている。心が動いていれば、少しくらい食べなくても睡眠不足でも、身体は動き続けられるはず。 自分の気力を大きくする手掛かりとなりました。
 先生のお話にあったように、自転車に乗れるようになるときには、理論はない。何度もこけて、自分の身体で覚える。バーチャルではなく、行動する!そして、先生のお言葉にあった、「統一体となるには、調和の心が不可欠」ということも、肝に銘じたいと思います。
 感謝の心。「心あり」となること。 さらにこの「心あり」の実践が、文化である、ということ。
 先ずは、少しでも自分が変わる・・・。それを目指したいと思います。 ありがとうございました。